
夫婦やカップルが別居するには、他人には分からない複雑な原因があります。
しかし、その複雑な原因に捉われていると別居は回避できないということが多数の例から実証されています。
別居回避にはこれまでの経緯にこだわらない柔軟な考え方や対応が求められてくるのです。
夫婦も元々は赤の他人
縁あって結ばれた夫婦も、もとをただせば単なる「赤の他人」です。
当たり前のことですが生まれや育ちも違えば、父母や祖父母、兄弟姉妹も異なります。
ところが夫婦となって生活を共にしていると、ついついその点を忘れてしまうことが多いのです。
よく「親子は血がつながっているが夫婦はそうではない」ということが言われますが、現実的に見れば確かに夫婦は血縁者ではなくお互いの意思で結ばれた関係なのです。
これは夫婦の問題を考えるうえでも重要なことで、別居を回避するためにもベースとして忘れてはならないことといえるでしょう。
柔軟な思考が必要なワケ
別居の回避には、自分のポリシーや理論にこだわらない柔軟な考え方が必要となります。
たとえば、「俺はいつもこうしてきた!」や「私はそういうのはキライ!」というような強いこだわりを持っていると、夫婦といえども上手くいかないということは多いのです。
それが通常の状態のときなら問題はなくても、いちど夫婦の歯車がズレてくると別居の原因となることもあります。
人生にはそうしたポリシーやこだわりが必要な部分もありますが、夫婦の関係において強いこだわりを持ち過ぎると別居や離婚という結果になりやすいようです。
別居回避についても、「俺は○○でなければ納得できない」や「私はそんなことは許せない」といった強いこだわりを一旦忘れ、状況にマッチした柔軟な思考に切り替えてみてはどうでしょうか。
相手の考え方を受け入れる
冒頭で「夫婦も元々は赤の他人」という点について言及しました。
赤の他人である夫婦が共に生活するには、柔軟に相手の考え方を受け入れることが必要な時期もあります。
なぜなら順調なときには不必要なことであっても、二人の関係がギクシャクしてくるような場合にはフレキシブルに相手の考え方を受け入れるという姿勢が問題を解決してくれることが多いからです。
もちろん、何から何まで相手の考え方を受け入れろといっても無理があります。
ポイントとなるのは「相手の話を聞く姿勢」や「相手の言葉を頭ごなしに否定しない姿勢」です。
自分が相手の言葉や考え方を受け入れようと努力すると、自然に相手も自分の考え方を受け入れるようになります。
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