
夫婦が別居危機に陥った場合、容易に回避できる方法というものはありません。
なぜなら、夫婦生活は日々の積み重ねであり、上手くいくのも上手くいかないのも単純な理由から起こるわけではないからです。
しかし、夫の態度の変化を感じていたり、現実に別居を匂わせるというような事態になったらどうすればいいのでしょうか。
「女性」としての自分を省みる
夫が別居を匂わせるような言動を示すのには、直接的・間接的を問わず何らかの原因があります。
もし口で「○○な点が不満だ」や「○○なところが我慢できない」と言ったとすれば、その点に留意して行動する必要が出てくるでしょう。
ただし、直接的に「○○」という部分を改善するだけでなく、もうひとつの重要なポイントについても考えてみる必要があります。
それが「女性」としての自分の言動を省みてみるということです。
たとえば髪型や服装などに手抜きはないか、話し方や動作などに女性らしさが欠けていたのではないかという点です。
妻が女性として魅力的であれば、男性の多くは他の部分に目をつむるという傾向があります。
その点に注目して、「女性としての自分は夫から見て魅力的か」をもう一度振り返ってみてください。
「衣食住」が心地いい家庭なのか?
よく結婚式のスピーチで「夫婦で大切なものは3つの袋」という話を耳にします。
そのひとつが「胃袋」というものですが、結婚生活では衣食住が心地いいか否かで夫の気持ちも変わってきます。
こざっぱりとした快適な衣服、毎日用意される美味しい食事、気分よく暮せる心地いい家は男性をリラックスさせ「この家庭を手放したくない」と感じさせるものです。
逆に衣食住に手抜きがあると、男性はついつい家庭に帰りたくなくなったり、他の女性に目を奪われていってしまうようです。
もし別居の危機を感じているなら、結婚生活の原点ともいうべき「衣食住」をもういちど見直してみましょう。
「夫を頼る気持ち」で別居回避
よくいわれる「女性の武器」が愛らしさや女らしさですが、別居の危機を回避するためにもこの武器は有効に機能します。
いくら別居を避けるためといっても「女性らしさをアピールするのはイヤ」という人もいるかもしれません。
確かに「女らしさ」というと抵抗がある人もいるでしょうが、これを別の言葉で言い換えると「夫を頼る気持ち」や「夫に甘える気持ち」ということになります。
この気持ちがないなら別居して独立して生きていっても大きな問題はないわけで、「やはり夫は必要」「別居せずに二人で暮らしていきたい」というのなら「女らしさ」や「夫に頼る気持ち」を表現してみてもいいのではないでしょうか。
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