
妻からの離婚宣言
女性は離婚を決意するまでに長い間、我慢に我慢を重ねる事が多いのが通例です。
「私さえ我慢すれば…」
「子供の為に我慢しなくては…」
と無理をしてしまう為、一度離婚を言い出すとなかなか後には引きません。
そんな妻に離婚を取り下げて貰う為に、夫はどのように対応すればいいのでしょうか。
離婚回避の為の意志表示
妻側から離婚の申し出があった場合、それを回避するには第一に「自分は離婚する意志がない」と伝える必要があります。
これはまず自分の意志を明確に相手に伝える為で、離婚には同意しない旨を誤解のないようにハッキリと意志表示します。
ただし、この意志表示は妻と争う為にするのではなく、できるだけスムーズに離婚を回避する為のものだという事を忘れないでください。
いかに明確に伝えるといっても、あまり強い口調だったり喧嘩腰で伝えるのは避け、あくまで冷静に穏やかに意志表示する事が重要です。
腰を据えた話合いを
妻から離婚されるというと世間の目が気になるという人も少なくないでしょう。
しかし、ここは「男のメンツ」などにこだわって感情的にヒートアップしたり、自分が情けないと落ち込んでいる場合ではありません。
現代では夫婦の3組に1組、2分間に1組の夫婦が離婚しているといわれています。
離婚回避のポイントは「夫婦でじっくり話し合う事」です。
無理のない程度に話合いを長引かせると、相手が次第に離婚を諦めてくるという可能性もあります。
焦って離婚回避を急ぐのではなく、じっくり腰を据えて相手の出方を見ながら状況に合わせて対処してください。
離婚調停になる可能性も
夫婦二人で話し合って決める離婚を協議離婚といいますが、話合いだけで解決しない場合は離婚調停や裁判にまで発展する事もあります。
離婚調停とは家庭裁判所に離婚の為の調停を申し立てし、調停委員に仲介して貰って離婚の話合いを行なう事をいいます。
調停委員は夫婦とは関係のない第三者ですが、主として離婚に関する財産分与や子供の親権などの調停を行ないます。
言い換えると離婚調停になると離婚話が進んでしまうという事になり、離婚を回避するのが難しくなる可能性もあるのです。
妻が離婚調停の申立てをしても夫が離婚に同意しなければ離婚に至るわけではありません。
しかし、調停が不調に終われば次は離婚裁判という流れになる例も少なくないという事は知っておくべきでしょう。
いずれにせよ、妻が離婚を決意しているなら、それを回避する為には腹を据えて対応する必要があるのは事実です。
離婚問題を相談出来ず悩んでいる方
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