「黙って何も言わず怒っている夫」
「怒った時は、怖いくらいに声を荒げる」
など、旦那の怒り方や怒りポイントには妻には理解できない点もあります。
夫にも夫の考えがあり、何かを不満に感じているから黙っている場合もあります。
そんな夫の思考方法を少しでも知ることで、夫婦喧嘩も減り、より早く仲直りすることが出来るようになります。
この記事では、怒っている夫の心理や男性の怒り方についてご紹介します。
夫の怒りに対処し夫婦円満を目指す妻は、ぜひ読み進めて下さい。
最後まで読んでもらえれば今後の夫婦喧嘩も減り、より夫婦仲がよくなるはずです。
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もくじ
夫が怒る3つの理由は「疲れ」「こだわり」「しつこい」
夫婦喧嘩が起こる原因ベスト3は「相手の態度」・「価値観の違い」・「お金の問題」です。
ベスト3のうちの一つが「相手の態度」で、夫が怒るという状況も夫婦喧嘩の大きな原因になっています。
ところが、妻側からすると夫の怒りの原因が掴めなかったり、時には説明を受けてもよく理解できないということも。
そうなると根本的な原因が分からないまま夫婦喧嘩になるということもあるわけです。
ここからは、夫がよく怒るポイントについて紹介します。
夫が怒る理由1:とにかく疲れている
たいした原因もなく男性がいきなり怒り出す理由は十中八九「とにかく疲れている」です。
この「疲れ」は主に精神的なもので、そこから肉体的な疲れにもつながっています。
男性に限らず外で仕事を持っていると、クライアントや上司、同僚などとの人間関係が発生します。
その人間関係が精神的な疲れになり、帰宅した時には「もう誰とも話したくない」という気分になってしまうのです。
こうした状態の時には人と接するのが面倒になり、妻に対しても少しのことで怒る場合があります。
夫が疲れていると感じた時はしばらくの間、そっとしておいてあげましょう。
夫が怒る理由2:こだわりを無視された
男性と女性の違いの一つが「強いこだわり」を持つか否かということです。
人間誰しも「こだわり」はあるものですが、女性と比べると男性のほうが強い「こだわり」を持つ人が多いのです。
「こだわり」を持つのは必ずしも悪いことではありません。
しかし、自分だけの「こだわり」を持つ人の中には、相手に理解されないと怒り出す人もいます。
これは自分の「こだわり」を無視されたと感じるためで、怒られた相手は何が何だか分からなくて驚くことに。
もし配偶者が分かりにくい理由で怒っていたとしたら、この「こだわり」を無視したからかもと考えてみましょう。
夫が怒る理由3:しつこく言われた
すべての男性がそうというわけではありませんが、基本的に男性はしつこく言われるのが苦手です。
妻側は「夫のためを思って」とか「念には念を入れて」という気持ちで言っていても、夫側は何度も言われると子供扱いされているように感じて不愉快になります。
もちろん、何度も言うには理由があるのでしょうが、度を過ぎると夫婦喧嘩の引き金になってしまうこともあるのです。
特に子供のいる家庭では「妻」が「母」になってしまい、夫にまで母親的なモノの言い方をしてしまうケースがあるので注意しましょう。
怒っている夫への対応法!4つのタイプ
理由や原因は何であれ、夫婦喧嘩に「怒り」は付き物です。
すぐに怒るタイプ、すぐには怒らないが引き摺るタイプ、繰り返し怒りがぶり返すタイプ…といろいろですね。
夫婦喧嘩の結果、夫が怒っていたらどのように対応すればいいのでしょうか?
口が達者な夫の場合
口達者な男性は怒ると次から次へと理論を展開して相手を責めてきます。
もし妻側も口が達者なら応戦するという方法もありますが、口では敵わないというタイプなら逆らわず黙ったまま一通り話を聞くのが得策です。
相手が冷静になってから、改めて機会を作って穏やかに話合いをしましょう。
話合いでは解決できそうもない時は、自分の考えていることを手紙やメールで送るという方法もあります。
ネチネチ来る夫の場合
男性には意外にネチネチ来るタイプが多いのですが、こういう夫の場合は相手にしないのが一番です。
反論すればするほどネチネチ度がアップしますし、黙って聞いていてもネチネチとなるのでまともに相手をせず席を外しましょう。
いったん納まっても再びネチネチ来るようなら、面倒がらずにそのたびに席を外すことです。
とにかく相手が諦めるまで待つのが良策ですが、結局は「根競べ」的な状況になるかもしれません。
黙ってしまう夫の場合
喧嘩をすると不機嫌になって黙り込むという男性は少なくありません。
沈黙する夫に耐えられないタイプの妻の場合は、何とか和解しようと謝罪するという手段に出るでしょう。
しかし、黙り込むタイプの夫ですと、どんなに謝罪してもすぐに仲直りできないことが多いのです。
これは夫がまだ怒りを消化できていないためで、何か言うと再び喧嘩になる可能性があると考えているからです。
夫が沈黙している間は静観し、相手が口を開くのをじっくり待ちましょう。
押し付けがましい夫の場合
夫婦喧嘩をしているにも関わらず、何かと押し付けがましい男性というのは意外に多いようです。
押し付けがましいとは、「お前はこうするべきだ」「こうすれば喧嘩にならずに済む」「お前の言動のせいで俺は怒っている」など改善を要求してくることをいいます。
こういうタイプの夫に対しては「なぜ喧嘩なのに押し付けるのか」と悩んでも意味がありません。
夫の押し付け要求に納得のいく点があれば素直に応じ、納得できない点があるのなら「そうする意志はありません」とキッパリ断りましょう。
逆に妻側から「アナタはこうすべきだ」「アナタのせいで喧嘩になる」と言っても構いません。
夫の怒り方タイプは?妻がすべき夫婦喧嘩の仲直り法
夫婦喧嘩がいつも長引いてしまう原因には、夫の怒りタイプに合わない喧嘩をしている可能性があります。
言いたいこと、訴えたいことがあったとしても、夫のタイプに合わせたアプローチをすることで、早めに終わらせることが出来ます。
感情的になりやすいタイプの夫
世間では「女性は感情的になりやすい」と考えられていますが、実は男性にも感情的になりやすい人はいます。
そういう男性は一度頭に血が上ると何を言っても受け付けず、やたらに怒鳴ったり口数が多くなったりします。
もし夫が感情的になるタイプであれば、いったん席を外して相手の頭が冷えるまで待ってみると上手くいきます。
ほとんどの男性は感情を露わにしたり女性に怒鳴ったりするのを「恥ずかしい」と考えていますので、一度冷静になれば落ち着いて話合いをすることもできるでしょう。
いっしょになって怒鳴ったり泣きわめいたりするのは逆効果で仲直りしにくくなるので注意してください。
冷静で理論的なタイプの夫
夫婦喧嘩の時でも冷静で理論的に自説を展開するという男性は多いです。
その理論が正当なものであればいいのですが、人によっては自己中心的であったり我田引水(がでんいんすい:他人のことを考えずに自分に都合がいいような言動をすること。)であったりする場合もあります。
もし夫がそのようなタイプであれば、ある程度までは相手の意見に耳を傾けましょう。
ただし、いつまでも理論を展開させておくと脇道に逸れたり、話が大きくなってくる場合もあるので注意が必要です。
ある程度まで話をさせたら、「あなたの気持ちは分かったわ」「でもなかなか理論通りにはいかないのよ」とソフトに伝えましょう。
その後、自分の感じていることや夫に望むことなどを穏やかに話せば揉めずに仲直りすることができます。
現実的でさばけたタイプの夫
特に感情的でもなく理論に走るようなタイプでもない夫なら、妻側もそれなりの対応をする必要があります。
たとえば女の武器とばかりに泣いてみても相手は「しら~っ」となり、逆に理路整然と話をしてもあまり意味がないでしょう。
むしろ、妻側も現実的になって「こんなことで喧嘩をしても詰まらないでしょう」や「具体的にどう改善すればいいの?」というように対応してみてはどうでしょうか。
もちろん相手の希望や要望を聞くだけでなく、こちらからもドンドン意見を出して構いません。
ポイントは「喧嘩は時間のムダ」「どこをどう直せば上手くいくか」を考えるという点です。
最後は「美味しいモノでも食べてゆっくり話しましょ」で和解できます。
仲直りの為に夫がする行動と対応法
夫婦喧嘩で夫が仲直りしたい時にとる行動があります。
「喧嘩はしてしまったけど後悔している…」
「何とか妻と仲直りして普段に戻りたい…」
となった時、男性の多くは次のような行動に出ています。
頭を冷やして冷静になる
男性は基本的に論理的な生き物です。
夫婦喧嘩をした場合でも感情に走らず、できる限り論理的に分析したり解釈しようとします。
もちろん男性でも人間ですから、そう簡単には冷静にはなれません。
夫が頭を冷やして冷静になろうと努力している場合は、妻もその努力を評価してあげるようにすると仲直りも上手くいきます。
妻の機嫌が直るまで待つ
夫婦喧嘩はしたものの、これ以上争いたくないと考える夫は意外に多いものです。
喧嘩の後に自分はひとまず冷静になり、後は妻の機嫌が直るのをじっと待ちます。
これは妻が冷静になったら穏やかに話し合おうという考え方によるものです。
ただし、夫の中には話合いを回避して「何もなかったこと」にしようとする人もいます。
それに対し、妻側がどのような対応に出るのかは本人次第ですが、うやむやにされたくなければ冷静に話し合ってください。
別な事でストレス解消をする
妻と喧嘩をしたことでイライラしたり後悔したりするのが夫(男性)の常です。
そこで夫婦喧嘩のストレスを解消しようと様々な努力をします。
たとえば散歩をしたりコンビニに行くという無害な方法をとったり、酒を飲む、競馬やパチンコをする、最近ではPCでゲームをするという人もいます。
とりあえず妻に謝る
夫婦喧嘩はしてしまったものの、妻と揉めているという状態に耐えられない場合は「とりあえず謝る」という方法をとります。
謝って仲直りとなれば万事解決ですが、妻の性格によっては「カンタンに謝らないでよ」や「謝ればいいと思ってるの?」と逆ギレされる場合もあります。
もし夫が謝ってきたら逆ギレして怒るのではなく、「私の言いたいことを理解してほしいの」「できたらこういう点を改善してほしいの」というように返せば仲直りもスムーズにいくでしょう。
夫婦喧嘩は仲直りを前提に
夫婦が喧嘩をするのは珍しいことでも悪いことでもありません。
しかし、詰まらないことで揉め事になり、別居や離婚ということになるのでは無意味です。
もしも喧嘩になるのを避けられないとしても、仲直りをするのを前提にしておくことが重要です。
夫のほうが折れてきたら、冷静に状況を判断して柔軟に対応してください。