「妻がいきなり怒り出す」
「何か分からないけど不機嫌な妻」
など、夫の立場からすると理解できない妻の怒りってありますよね?
でも、「理由が分からない」や「理由が無い」ように感じていた妻の怒りには、妻なりの理由があります。
基本的に男性は、それに気がつくようにはできていません。
この記事では、夫が少しでも妻の怒っている理由や不機嫌な理由を知り、喧嘩にならないように対処する方法をご紹介します。
妻の思考を理解し夫婦円満になる為にも読み進めて下さい。
そして最後に、妻の考えていることが分かるようになり、夫婦喧嘩も減りいつも仲の良い関係も作れるようになります。
もくじ
妻が突然怒り出す3つの理由「無視」「不満」「理解」
夫婦喧嘩が起こるのには何らかの原因があります。
その原因が浮気や無駄遣いといったハッキリしたものであれば問題はありませんが、時として「何が何だか分からないが妻が怒っている」ということも。
もちろん、そこでしっかり話し合って相互理解できるようなら夫婦喧嘩には発展しません。
しかし、ほとんどの夫婦は「売り言葉に買い言葉」で深刻な争いに陥ってしまうのです。
妻がナゼ怒っているのか理解できない男性は特に気を付けたいところです。
妻が怒る理由1:自分が無視された
女性の多くが男性に求めているのは「関心を持ってほしい」「気にかけてほしい」ということです。
男性から見てあからさまに無視したわけではなくとも、ちょっとした気配りや的確な返事がないと「無視された」と感じることが多いのが女性です。
たとえば買い物の途中で何気なく服を手に取って「ねえ、これ私に似合うかしら?」と聞かれ、さして重要なことでもないだろうと生返事したりすると突然怒り出すこともあります。
これは似合うか似合わないかを知りたいのではなく、「いつも気にかけてほしい」「自分に関心を持っていてほしい」という気持ちの表れなのです。
妻が怒る理由2:不満が溜まっていた
女性は男性と比べると「自分の気持ちを論理的に説明する」のが苦手です。
そのため、日頃から不満を抱いていても整然と説明できないので我慢するケースが多いのです。
当然のことながら夫はそんな妻の気持ちに気付きませんから、次第に積もっていく妻の不満には無頓着で夫婦の間には次第に溝ができてきます。
その溝が作り出す心のギャップが突然爆発するのが「妻が突然理由もなく怒り出す」という状態なのです。
原因は「長い間の不満のうっ積」ですから、そこで怒っている理由を聞き出そうとしてもムダということになります。
妻が怒る理由3:気持ちが理解されなかった
男性・女性・年齢に関わらず、誰でも「自分の気持ちが理解されなかった」と感じるとショックを受けることがあるでしょう。
そうしたショックから落ち込む人、不貞腐れる人、怒り出す人と反応はそれぞれですが、怒り出す妻の気持ちとはどのようなものなのでしょうか。
妻が気持ちを理解されないで怒る理由は、ズバリ「夫婦なのに」ということです。
夫婦であるはずの夫が自分の気持ちを理解しない=夫はあまり自分を愛していないというのが女性心理で、「もう愛されていないかもしれない」が結論になるのです。
怒っている妻への対応法!3つのタイプ
妻に限らず女性が一度怒り出すと男性には止める方法がありません。
なぜなら、男性から見ると「女性がなぜ怒っているのか」がよく理解できないからです。
理由が分からないとなると対応にも困り、さらには妻の怒りが増すという結果にもなりかねません。
夫婦喧嘩で妻が怒っている時、夫はどのように対応すればいのでしょうか?
不機嫌になる妻の場合
喧嘩をすれば不機嫌になるのは当たり前、しかし妻が一方的に不機嫌になったとなると対応に困るという男性が多いようです。
ここで夫が何を言おうと何を訊こうと、妻は「別に…」「どうでもいいでしょ」と答えるに違いありません。
妻のこうした態度は「私は怒っていて不機嫌なのよ」という意志表示であり、夫としてはそれを理解する必要があります。
不機嫌になった妻への対応法は二つ、
(1)機嫌が直るまでそっとしておく
(2)「どうしたの?オレに何かできることはある?」と優しく聞く
どちらが効果的かは妻の性格にもよりますが、あまり自信がない人は(1)のような対応を取るのが無難でしょう。
泣いてしまう妻の場合
夫婦喧嘩で泣く妻というのは珍しくないようです。
女性が喧嘩で泣く理由は感情的になるためで、「怒りのあまり泣く」「悲しくなって泣く」「情けなくなって泣く」などの原因が考えられます。
いずれにしても喧嘩で感情が高ぶって涙が出るわけで、これを押さえようとしたりなだめようとしても逆効果です。
女性が泣いているときは冷静ではないのですから、きつい言葉であれ優しい言葉であれ何らかの刺激を与えると泣いている時間が長引くことになります。
妻が泣いてしまった場合、最も有効な手段は「黙って見守る」ということです。
泣いている女性を前にした男性は慌てて何かしようとすることが多いのですが、正直、こういう時は何をしても無駄になります。
もし妻を愛しているのなら泣きやむまで見守り、落ち着いたところで冷静に話を聞きましょう。
ヒステリーを起こす妻の場合
夫婦喧嘩で感情的になるあまり、ヒステリー状態になる女性もいます。
ヒステリーは神経症の一種ですので、厳密にいうと「ヒステリーに似た状態」といえるでしょう。
代表的な行動としては「泣きわめく」「物を投げる、蹴飛ばす」「暴れる」などがあり、簡単にいえば「幼児のような行動」が挙げられます。
もし、妻が病気としてのヒステリーであれば一般人には解決できませんので、できるだけ早く専門医に相談する必要があります。
そうではなく「ヒステリー的な行動」の範囲であるなら、妻は夫からの愛情不足を感じているケースが多いようです。
ふだんからコマメに愛情表現をし、夫婦喧嘩でヒステリーを起こした時も優しく抱きしめるなどの行動をしてみてください。
妻の怒り方タイプは?夫がすべき夫婦喧嘩の仲直り法
昔の男性は「夫婦喧嘩をしても夫が謝る必要はない」と考えていました。
しかし、現代では夫からアプローチすると上手く仲直りできるという考え方が主流になっています。
女性からはなかなか言い出せないようなら、男性側が仲直りのキッカケを作ってみてはどうでしょうか?
感情的になりやすいタイプの妻
一度何かが起こると感情的になりやすく、何を言っても泣いたり拗ねたりというタイプの女性へのアプローチ法で悩む男性は少なくありません。
そういった女性と喧嘩をした場合、何やかやと言い訳したり説明しようとしてもムダです。
何かを言えば言うほど相手は感情的になって物に八つ当たりしたり、エスカレートすると家出という事態にも発展してくるでしょう。
もし妻がそのようなタイプであれば、まずは自分が冷静になって相手の話を聞くことが重要です。
とりあえず何を言われても黙ってうなずき、決して言い返してはいけません。
相手の気持ちが落ち着いたのを見定めた後、「俺が悪かったよ…」「ごめんね」というようにアプローチすると仲直りしやすくなります。
冷静で理論的なタイプの妻
夫婦喧嘩をしても感情に流されず、あくまで理論的に夫を責めてくるタイプの妻の場合はどうでしょうか。
このタイプの女性はささいな感情では発言しませんが、「アナタは前に○○と言ったわよね!」や「ナゼ今は違うことを言うの?」というように責めてきます。
それに対し一つ一つ言い訳したり説明しても、さらに「じゃあ、こういう場合はどうなの?」と追い討ちを掛けてくるので火に油を注ぐことになります。
もし妻がそのようなタイプであればイチイチ言い訳や説明をするのではなく、「ボクは根本的にこう考えている」や「夫婦はこうあるべきと思っている」といった対応をするとスムーズに和解することができます。
現実的でさばけたタイプの妻
感情や理論ではなく現実的でさばけたタイプの妻の場合、夫婦喧嘩になっても「許せない~!」や「そもそもアナタは…」などとは言いません。
このタイプの女性は「じゃあ、どうするのよ?」や「それでどうしたいワケ?」など現実的な問題で攻めてきます。
現実的な妻に対しては、「いや、あ、あの…」などと口ごもっていると上手くいきません。
思い切って「じゃ、オレがこうするよ!」や「具体的にどうすればいいの?」というようにキッパリと対処しましょう。
相手が「それならこうしてよ!」と切り出すようなら、「できる・できない」を明確に伝えるようにしてください。
ここであいまいにするようなら再び喧嘩になるので注意が必要です。
仲直りの為に妻がする行動と対応法
夫婦喧嘩といっても、原因が何かによって対応法は違ってきます。
自分からは謝りたくない人、自分が謝って丸く納まるならいいと思う人、できれば自然に仲直りしたいと考えている人など、どう対応するかは百人百様です。
男性(夫)の多くは論理的に物事を解決しようとしますが、女性(妻)の場合は多少異なっています。
その対応法を大きく分けると「現実的に対処するタイプ」と「感情的に対処するタイプ」の2種類になります。
現実的とは損得で判断するタイプで、「喧嘩をしてもバカバカしい」や「喧嘩を長引かせるのはムダ」という思考です。
感情的とは自分の気持ちを優先するタイプで、「私は悪くない、夫が悪いのに」や「何で私が謝らないといけないの?」という思考です。
なかには現実的と感情的がミックスされたタイプの女性もいますから、一概に分けられないこともあります。
優しい態度で接する
夫婦喧嘩をしてしまった場合、仲直りをしたい妻がよく取る行動が「夫に優しく接する」です。
たとえば夕飯に夫の好きなおかずを作ったり、ワインやビールを付けてくれたりする場合もあります。
これは「仲直りしよう」というサインですから見逃さないように対応しましょう。
といっても特別な態度を取る必要はなく、笑顔で「君の作るご飯は美味しいね」や「たまには二人で飲もうか」といった対応をするだけでいいのです。
いつも通りの態度をキープ
喧嘩はしたものの争いをエスカレートしたくない、できれば自然に仲直りをしたいと考えるタイプの妻の場合、「いつもと変わらない態度でいる」という行動に出ます。
いつも通りの態度をキープすることで夫の機嫌が直って冷静になるのを待つという方法です。
夫側から見ると怒っているのか気にしていないのか判断できないかもしれませんが、これは「仲直りして元に戻りたい」というサインだということを理解してください。
できれば自分も自然な態度で妻に接するか、さり気なくひと言「ごめんね」と声を掛けると上手く仲直りできるでしょう。
ボディタッチをする
夫婦喧嘩をした後、夫の肩や背中、腕などに何気なく妻がボディタッチしてくるようなら「仲直りしようよ」という意味です。
こうした態度はセクシーな場面を期待しているというのではなく、「ごめん」という気持ちを表現しつつ相手の優しさを求めているわけですのでソフトに対応してください。
できれば、そっと妻の手を握ったり、肩を抱き寄せるなどの対応ができればベストです。
もし照れくさくてできないという人は、ニッコリするだけでも仲直りのキッカケになります。