旦那とうまくいかない理由とは?
「何をやっても旦那と上手く行かない…」「旦那のやることが気に入らない…」
など、旦那と上手く行かないことが多い
- 旦那とうまくやるには?
- 旦那に直してほしいことがある時は?
- 旦那と平穏に過ごすには?
など、旦那と上手く行かないと悩んでいる方(女性)へ
この記事は、旦那と上手く行かないが、上手く夫婦関係を保ちたいと思っている女性向けの記事です。
最後まで読んでもらえれば、旦那とうまくいかない理由がわかり、
良い関係の「取り戻し方」「行動」「考え方」が理解できるようになります。
旦那とうまくいかない状態とは?うまく行く状態は?
夫婦円満でいるためには、まず自分たちの夫婦関係が上手くいっているのかいっていないのかを正確に知ることが大切です。
ここでは『夫とうまくいっている状態』『夫とうまくいっていない状態』の例を簡単にご紹介します。
実際の夫婦生活と照らし合わせて、チェックをしてみましょう。
【夫とうまくいっている状態】
下記のあてはまる項目が多いほど夫と上手くいっている状態だと言えます。
また当てはまらない項目がある場合は、後にご紹介する
『夫と上手くいかない理由』
『旦那と上手く過ごすためのコツと対処法』
を参考に改善を目指しましょう。
- 夫婦の会話が弾む
- 子供の行事について情報共有できている
- 教育にかかる教育費用について話し合えている
- 夫の交友関係について知っている
- 夫の仕事について知っている
- 夫の趣味について理解している
- 夫婦でボディタッチを気軽にできる
- お互い何でも気兼ねなく相談ができる
- 将来設計を一緒に考えることができる
- お金の管理についてきちんと話し合えている
- お互いの健康状態についてよく理解している
- 「おはよう」「いってきます」などの挨拶を欠かさない
- 食事やテレビを見るなど一緒に過ごす時間を確保できている
旦那とうまくいかない理由
夫婦関係がうまくいかない理由はさまざまありますが、大きく分けると以下のようなものがあります。
前項のチェックリストでできていなかった内容と照らし合わせ、確認してみましょう。
夫との会話のコミュニケーションが不足している
上記項目のうち当てはまらないものがあれば、夫婦間での会話が不足してしまっている可能性があります。
夫婦とは友達関係やカップルとは違い、『人生を共にするパートナー』という間柄です。
まさに病める時も健やかなる時も一緒に歩んでいく二人ですから、誰よりもお互いのことを理解し合える関係でありたいですよね。
私の夫は趣味で市のバスケットボールチームに所属しているのですが、結婚前はそれほど深く関わることはありませんでした。
しかし結婚が決まった際にバスケットボールチームのバーベキューに一緒に参加し、夫が普段どんな人たちと接しているかを知ることが出来ました。
高校時代の友人、子供の保育園が同じになる夫婦……こうして紹介してもらえたからこそ広まったご縁ですよね。
子供が4歳になり夫のチームメイトと保育園の行事で顔を合わせることも出てきたいま、夫の交友関係を大切にしたいと強く思うようになりました。
こういった夫婦間での会話が不足すると、お互いの交友関係が不透明に感じて不安になり、夫の友人とたまに顔を合わせた際にぎこちなくなってしまう可能性があります。
干渉しすぎる必要はありませんが、夫の趣味や交友関係を普段から知っておくことは夫婦円満への近道といえるでしょう。
仕事・家事・育児が忙しくパートナーと過ごす時間が不足している
もしこれらの項目について上手く出来ていないと感じる場合、パートナーと過ごす時間が不足しているかもしれません。
共働きの夫婦、家事や育児の分担のバランスが悪い夫婦はなかなか一緒に過ごせる時間を作れず、気持ちがすれ違ってしまうことがあります。
たとえば我が家には4歳の子供がいるのですが、保育園から17時に帰宅したあと寝るまでの時間はバタバタあわただしくなってしまいます。
夕食、お風呂、翌日の保育園の準備、歯磨き、寝かしつけ……他の家事も同時にこなしているとへとへとになってしまい、私が自分のために割ける時間はほとんど残りません。
まだ小さなこどもの居る家庭の場合、どこも同じような状況なのではないかなと思います。
そういった事情から夫婦で過ごす時間が減ってしまっていた時期は、こどもの保育園の様子や夫の仕事についてなどを話す機会がなかなかなく、家庭内でストレスがたまり、険悪な雰囲気になってしまったこともありました。
「時間は作るもの」と常に心掛け、夫のために時間を作るよう努めましょう。
男性は自分のために手間をかけてくれる女性を愛する性質があるそうですから、夫と仲良く過ごすためには思いやりや歩み寄りの心を忘れないようにしましょう。
スキンシップが不足している
この3つの項目のどれかが上手くいっていない場合、夫婦のスキンシップが足りていない可能性があります。
夫婦は人生を共にするパートナーですから、お互いの思う事を何でも遠慮なく話し合える関係が理想です。
ただそれだけではなく、言葉にならない感情を共有したり癒し合うことも大切ですよね。
また「気軽に互いに触れられるくらい信頼関係が強い」という意思表示もでき、言葉のコミュニケーションに先立って二人のきずなを強くしてくれる効果も期待できますよ。
スキンシップは必ずしも恋人や新婚さんのするような甘いものでなくて構いません。
たとえば私たち夫婦の場合だと
肩を揉む
ソファにくっついて座る
など仲の良い友達同士がするようなかなり軽いものですが、これくらいのふれあいでも充分お互いに愛情を感じることができています。
結婚して長い時間の経った夫婦、また子どものいる夫婦の場合はいまさら恋人のようなスキンシップは照れてしまうかもしれません。
スキンシップが増えることで相手を愛し相手からも愛されている実感を得られますよ。
日常に適度なスキンシップを取り入れている夫婦は、信頼関係が強いと言われています。
困った時気軽に相談をしたり、心が弱った時に支え合える夫婦関係に大いに役立てましょう。
旦那と上手く過ごすためのコツと対処法
夫と上手くいっていないと感じた時、まずは普段の自分の行動や言葉について確認をしてみましょう。
夫婦はもともとは別々の環境で育った他人であり、さらには男女という違い、も抱えた関係です。
以下のチェックリストを参考に、普段の何気ないひとことが夫を傷つけ、円満な夫婦関係を遠ざけていないか確認してみましょう。
どうでしょうか?もしひとつでも当てはまる項目があれば、早急な対処が必要です。
各項目ごとの注意点をまとめましたので、これを参考に夫との関係修復を目指しましょう。
いまの行動をあらためなかった場合どうなってしまうのかを知ることで、より一層夫への心配りをすることができるようになります。
夫を小ばかにした発言をしている場合
例:
「給料が少ない。同年代の男性はもっと出世している」
「つまらない趣味に時間やお金をかけてもったいない」
などを夫に向かって言っている。
本項の最初に『夫婦には男女の差がある』と記載しましたが、仕事に関するマイナス発言については女性よりも男性の方がショックを受けやすい側面があるかもしれません。
男性は本能的に競争を意識しやすく、仕事は単純な業務遂行力だけでなくコミュニケーション能力などまさに『群れの中を生きてゆく能力序列』と意識されやすいと言えます。
つまり妻が「お給料が少ない。あなたはいつまでも出世しない」と何気なくいったつもりでも、夫にとっては男性としての生活能力を否定されたように重く受け止め傷付いてしまうかもしれません。
もしもあなたが夫に対し冗談でもこういった発言をしたことがあるのであれば、今後は決して言わないように注意しましょう。
夫のことを応援する、支えるといった姿勢を見せるだけでもよりよい夫婦関係を築くきっかけにすることができるはずです。
夫と他の人、またはほかの夫婦と自分たち夫婦を比較している場合
例:
「友達の旦那さんは優しくて素敵」
「〇〇さんのご夫婦は素敵だった。それに比べてうちは……」
とよその夫婦と比較する。
これは妻に悪気のないことも多く、日常の会話でついうっかりやってしまいがちな失敗の代表です。
多くの場合、妻は
「そういう素敵な夫婦を目指したい」
「夫がそうなってくれたら嬉しい」
という希望を込めた雑談として話していることが多いでしょう。
しかし夫にとっては
「あなたはよその旦那さんより劣っている」
「思い描いていた夫婦になれていない。現状の生活に不満がある」
と責められているような気持ちになってしまっている可能性があります。
実はこれについては私たち夫婦も苦い経験があります。
夫の所属する市のバスケットボールチームが開いたバーベキューに家族でお呼ばれした際にとても気配りの素敵な男性が居ました。
自分から進んでバーベキューの準備やあと片づけをしてくれたこと、愛妻家で奥様もとてもきれいだったことを褒めたところ夫が急に不機嫌に……
私としてはバーベキューの感想のひとつとして話しただけでけして深い意味はなかったのですが、意図せず夫のプライドを傷つけてしまったようです。
それに気づきすぐに夫のことも褒めフォローしたおかげでケンカにまではなりませんでしたが、こんな些細なことで!?と思った出来事でした。
もちろん素敵な夫婦にあこがれを持ち目指すこと自体は決して悪いことではありません。
ただよその環境と比べず、自分たちなりの理想の夫婦像を考え目指すように気をつけましょう。
夫の意見を否定しがちになっている場合
例:
「どうしてこんな簡単なことが分からないの?」
「このくらいのことみんなやってる」
「あなたの意見はつまらない」
など夫の意見を否定しがちになっている。
相手の意見を否定する人は、夫婦関係に限らず友人関係や家族関係、さらにはSNS上での振る舞いとしても嫌われがちです。
誰しも自分のしていることを否定されることは好みませんよね。
互いに信頼し、支え愛し合う関係をもとめて夫婦になった相手に
自分の意見や人間性を否定されることでたちまち孤独や悔しさを感じてしまうことでしょう。
私と夫は互いに温厚な性格であまり面と向かって言い合いになるようなことはないのですが、
たまに口喧嘩になると夫の口調がキツく傷ついてしまうことがあります。
たとえば子どもの寝る時間について
「よその奥さんはみんな早い時間に寝かしつけできているのに、うちだけなんでできないの?」
「このままの生活でいいと思わないけど」
などなかなか痛烈で、実はいまでも引きずっています。
たしかに私の努力が足りない面があるのかもしれませんが、
- 子供の食事
- お風呂
- 明日の準備
- 寝かしつけ
全てワンオペでさせているくせに……!と内心悔しさでいっぱい。
最近ではこんなことはなくなりましたが、私も仕事をしながら頑張っていたのになと思い出しては何度も傷付いています。
売り言葉に買い言葉で夫を否定してしまうことがあるかもしれませんが、言いたい気持ちをぐっとこらえて冷静に話すようにしましょう。
夫に対してヒステリックになっている場合
例:
「あなたのことが嫌い!」
「もう夫婦としてやっていけない」
など感情的になり、夫婦関係にひびを入れるような言葉をぶつける。八つ当たりをするなど。
人間誰しも感情のコントロールが上手くいかない時はあります。
特に女性は生理の前後などにホルモンバランスの崩れにより情緒不安定になりがちだと言われていますので、意識的に感情を抑えなくてはいけない場面があるかもしれません。
私の場合は夫に感情的になることはほとんどありませんが、ため込んでため込んで爆発してしまうタイプなので注意が必要だなと感じています。
これは非常に難しい問題で、ただ妻だけが我慢すればよいというものでもないと思います。
感情的な言葉は言われた側はもちろん、言ってしまった方もあとあと深く後悔に苦しむケースがありますので、ヒステリックになりそうな時こそ一拍おいて冷静になれるよう努めましょう。
夫を軽率に疑ったり、追い詰めるような発言をしている場合
例:
「あなたは仕事ばかりで家族のことを大切にしていない」
「最近残業が多いけど浮気してないよね?」
などの言葉で夫を追い詰めたり疑ったりする。
真面目で仕事熱心な夫の場合、これが一番心を深く傷付ける行為かもしれません。
ではこのような言葉を夫にぶつける妻の心理とは、いったいどんなものなのでしょうか?
私も身に覚えがありますが、男性は女性のように仕事とパートナー両方に同じだけ力をそそげないことがありますよね。
特に仕事を一心にがんばっている時期というのは、ひと段落つくまで家族や恋人をほったらかしにしてしまうケースが多いと思います。
「仕事と私、どっちが大事なの?」という文句が昔からあるだけに、何とも寂しい状況ではあります。
ただ夫が「家族のために仕事を頑張りたいんだ」と思っているタイミングでこんなことを言われたら……
途端に自分の仕事三昧の毎日に虚しさを感じたり、どうして妻は気持ちを解ってくれないのだろうと寂しさを感じてしまうでしょう。
しかも帰りが遅いことで浮気を疑われたり、行動を詮索されたりすればすっかり気持ちが冷めてしまっても不思議ではありません。
これだけを伝える分には夫は「妻に寂しい思いをさせてしまったんだな」と感じるだけで、責められているとまでは思わないでしょうし、妻としても「仕事が落ち着いたら一緒にすごそうね」と応援の言葉を掛けやすくなるのでおすすめです。
夫への愛情ゆえに感じる寂しさは悪いものではないのですから、素直に伝えあたたかいコミュニケーションに変えられるよう努めましょう。
「旦那と上手く行かない」とあきらめる前にやるべきことは?
「夫とうまくいかない…」と感じると寂しさからついもう修復できないのかな?と後ろ向きになってしまいますね。
でも諦めるのはまだ早いかもしれませんよ。
本項目を参考に、手遅れになる前に対策を始めてみましょう。
夫に一方的に期待をしない
『対処法』としては効果が弱いのでは?と思われるかもしれませんが、これは案外重要な心がけです。
『良好な夫婦関係』と言われると、多くの人は安らぎや癒しを連想すると思います。
ではその互いに安らぎ癒し合うことのできる空気はどこから生まれてくるのでしょうか?
それは『精神的な余裕』です。
例えば私の場合は夫に対し、
「夫も私と同じように夫婦関係を良くしたいと思ってくれているはず」
「私のことを大切に考え、優しくしたいと思ってくれているはず」
と期待してしまうことが多いです。
これは結婚前の優しくて、LINEの連絡もマメだった頃の夫を知っているからですね。
人間は期待値を誤るとがっかりしたり、イライラしてしまうものです。
そうなると夫婦間の空気はピリピリしてしまい、夫は居心地悪く感じてしまいますし、妻にとっても気分が振り回されてしまいつらくなってしまいます。
何かあった時にすぐ勝ち負けで判断しない
夫婦喧嘩をしてしまった時はもちろんですが、普段から勝ち負けにこだわって意地になっていると夫婦関係が冷えてしまう原因になることがあります。
些細なことの積み重ねで関係が悪化してしまう前に、一旦自分の考え方を確認してみましょう。
例えば些細なことの例としては、
「なんだか負けた気がすると」
思い、つい自分から
- お礼を言うことをやめる
- 挨拶をしない
- 無視をする
というようなものがあります。
私たち夫婦はどちらも比較的温厚な性格をしているので、ケンカをすることはほとんどありません。
ただふとした時に
「そういえば毎日私からしか『おはよう』や『いってらっしゃい』を言っていないなあ」
と気づき、どことなく負けているような気持になってしまったことがありました。
そうすると、
「あれLINEの連絡も私からしている気がする」
「夫が風邪をひいたときに看病したり気遣ったりしてあげたのに、私が体調崩したときは何もしてくれなかったなあ」
「子供をお風呂に入れているの私ばかりだ」
というように芋づる式にマイナスイメージが湧いてしまい悔しい思いをすることに。
実は多くの人は「自分が損をする」よりも「相手が得をすることが嫌だ」という意識が働きやすいと言われています。
そのため自分ばかりが損した気持ちでいると、だんだん夫に優しく接する機会を失ってしまいますので、なるだけ勝ち負けを意識しないよう心がけましょう。
結果を焦って行動しない
ひとつ屋根の下で生活する夫婦ですから、関係性に不安があると早々に解決したくなるのは当然の心理です。
例えば
「最近ちょっと冷たいよね」
「いまの私たちは夫婦仲が良いとは言えないよね」
というようにストレートに不満をぶつけてしまったことはありませんか?
私もついやってしまいそうになるのですが、こんな風に直球でこられると夫は自分が責められているような気持になり委縮したり、面倒臭いと感じてしまうかもしれませんね。
「夫婦仲が悪いのは俺のせいなの?」と一旦思われてしまうと、その後対策を行ったとしても頑なになってしまい逆効果です。
男性は
「自分のために行動してくれている」
「自分のことを気にかけてくれている」
と思うと、相手に好意を感じやすいという研究結果があります。
焦る気持ちをぐっとこらえ、日々謙虚に努力の結果を信じ常に夫を思いやるよう心がけましょう。
旦那とうまくいかないまとめ
本記事では『夫と上手くいかない理由と対策』についてご紹介しました。
まずは自分たち夫婦の現状を見極め、内容にあった対策をしてみましょう。
夫と上手くいかない理由
上記はほんの一例で、夫と上手くいかない理由は家庭により様々です。
ただ「どうして夫婦になったか」を考えると、それはやっぱりお互いに癒し励まし合い愛し合う関係を望んでいたからですよね。
せっかく夫婦になったふたりですから、言葉と行動でしっかりコミュニケーションをとり、お互いが居心地よい場所となれるよう努めましょう。
夫と上手くつきあうための対策
一番大切なのは、関係修復を焦らず心に余裕を持って夫に優しく接することです。
そのためには夫に過度な期待を抱いたり、二人の間に優劣を感じないよう注意が必要です。
あなたの余裕ある態度が夫に安らぎや歩み寄る余地を与え、夫婦関係の改善に大いにきっと役立ちます。
本記事を参考に日々小さな行動を積み重ね、夫と仲良く過ごせるように取り組んでみてください。