夫婦関係修復のきっかけの作り方
「夫婦の会話が減った。会話のきっかけが欲しい!」
「何だか分からないけどギクシャクしているから修復したい!」
「最近は夫婦喧嘩が絶えない!喧嘩をしないようにするには?」
など、夫婦の関係がこじれてしまい、悩むことは珍しくありません。
この記事では『夫婦関係が悪くなるきっかけ』から『夫婦関係を修復するきっかけ』について解説しています。
もし、あなたが現在夫婦関係がよくなく、何とか修復したいと思っているのなら、この記事を読み進めて下さい。
最後まで読んでもらえれば、夫婦関係の「修復方法」と「きっかけの作り方」が具体的にわかるようになります。
そして、今の夫婦の関係性が改善され、昔のように仲の良い夫婦になっているはずです。
もくじ
夫婦関係を修復するきっかけ作り!3つのステップ
①夫婦の事を書き出す
まず最初にしたいのは、あなたが今心に抱えているパートナーの嫌な部分や絶対に許せない事などをノートに書き出してください。
結婚前は、もっと考え方が一緒だったはず、いつの間にか、相手の考えていることが理解できない、そう思っている事をすべて思いつくだけ、書き出しましょう。
殴り書きでもかまいません。
ずっと抱え込んでいた、思いを存分に吐き出すのです。
②嫌な部分を深堀する
次に行うのは、その中の一つをピックアップし「なぜそこが嫌なのか」「理解できないと思っているのか」を深堀していきます。
難しく考える必要はありません。
結婚前は理解できていたこと、むしろ魅力的だと感じていたはずなのに、いつの頃からそう思うようになったのかを自分なりに分析するのです。
この場合の注意点としては、どのように相手に改善してもらいたいかを考えるのではなく、どうしたら相手の価値観を受け止めることができるのかということを頭に入れながら、分析をするようにしてください。
夫婦円満の秘訣は、「相手の非を責める」「自分のことを理解してもらうということ」ではありません。
「自分の非を改める」「相手の考えを受け入れる姿勢」が大切です。
相手に変化を求めるのではなく、常に自分ができる方法を見つける癖をつけましょう。
③価値観の違いがあることを知る
価値観の違いが明確になってもなお、それを上手に受け入れられない場合は、夫婦関係の修復は難しくなります。
ただ、無理にその考えを受け入れる必要はありません。
「そっか、こんな考えの人もいるんだ」「それがこの人の個性なんだ」という見方ができれば、多少の価値観のズレが生じてもクリアできるはずです。
相手の考えをすべて受け入れた上で、自分の意見や考え方を話すと、意外とすんなりと伝わることもあるのです。
価値観が違うからといって、それは何も一緒に過ごせない問題ではないはずです。
夫婦関係修復のきっかけを作る3つの準備
夫婦関係を修復し、元通りの関係を取り戻そうとするにはご自身の心の準備が必要です。
ここで知っておいて欲しいのは「夫婦の仲を悪化させてしまったのは、一方に原因があるのではない!」ということ。
だから、相手の非を責めるのではなく、関係修復に向けて自分自身が変わる努力をする必要があるのです。
自分のことを知る
例えば、「あなたはどんな人ですか?」という質問にあなた自身はどのように答えますか?
そして、あなたと長年夫婦として生活してきたパートナーはあなたのことを「どんな人だと回答すると思いますか?」
自分の考えている自分と、パートナーが回答した自分と相違はありませんか?
自分を見つめなおすということは、相手にどんな風に思われているのかを知ることからはじめなければなりません。
一番身近にある「自分」なのに、意外と分かっていないのも「自分」なのです。
出会った当初は「優しく」「紳士」で「いつも笑顔」のあなたが、いつの間にか「怖い」「怒りっぽい」「険しい」「笑わない」という人間になっているかもしれません。
周囲の人間、特に一番長くそばにいた人間がどんな風に感じていたのかを知るようにしてください。
見た目の変化を知る
「自分」という人間を見つけることができたら、次は見た目です。
夫婦関係が悪化する理由が、見た目ということも実は意外と多いのです。
だって夫婦とはいえ、男と女なのです。
見た目の印象に惹かれあって、当然なのです。
逆に結婚後、次第に「怠惰になり」「だらしない風貌」「身なり」をされてしまっては、相手に対し異性を感じることができなくなります。
それが、すべてのことにイライラするといったきっかけを作ってしまうのです。
つまり夫婦関係の修復をするためには、内面の変化だけでなく、見た目の変化は必要不可欠ということです。
もう一度、妻に、夫に見た目で愛されるような人間になれるよう見た目にも気を遣うのです。
共感できる自分にする
感性を共有する。これは夫婦、男女の関係を持続させるためには、絶対になくてはならない条件です。
夫婦で同じ時間を楽しむためには、共通の趣味や話題は必要です。
スポーツや読書、食べ歩きに、旅行、テレビや映画鑑賞などさまざま時間を共有できるようにしたいところです。
夫婦関係が悪化してしまうきっかけと原因
お金の問題
夫婦生活では「お金の問題」は想像以上に重要で、これが足りないとなると喧嘩の元となります。
たとえばお金が足りないとなったとき、「おまえのやりくりが下手だからだよ」や「あなた(夫)の稼ぎが少ないからよ」といった発言があれば確実に喧嘩になるでしょう。
ましてや家族の食費や子供の教育費が足りないとなると、売り言葉に買い言葉で泥仕合のような夫婦喧嘩が起こってしまうことがあるのでお互いの発言には充分に注意してください。
ライフスタイルの違い
愛し合って結婚した夫婦でも、年月を経るにつれてライフスタイルの違いが発生することがあります。
夫(妻)は旅行や買い物が好きなのに配偶者は出かけるのが嫌いとなると、日々の生活では何かと夫婦喧嘩が起こりやすいのです。
こうした問題は休日の過ごし方や食事に関する考え方、子供の教育方法など多様な面でスレ違いが起こり別居や離婚に至った例も少なくありません。
夫婦喧嘩を避けるためには、お互いにあまり干渉せず柔軟に対応していくことが肝心です。
親族との付き合い方
夫(妻)の双方にとって親族との付き合いはいささか面倒なものです。
義父母(舅姑)や兄弟姉妹、伯父伯母(叔父叔母)など、上手く付き合っていかなければならない親族はたくさん存在しています。
さらに兄弟姉妹の配偶者や子供といった存在も意外に無視しづらいもので、ちょっとした機会にも付き合いが必要となるため夫婦喧嘩の元となりがちです。
このような親族との付き合いはあまり深く考え込まず、サラッと流す工夫をすると夫婦の仲も上手くいきます。
家庭に関する考え方が違う
いくら夫婦は一心同体といっても、心のなかまでは全部同じというわけにはいきません。
片方が「夫婦はこうあるべき」や「家族は○○でなければいけない」と思っていたとしても、必ずしも相手が同じように考えているとは限らないわけです。
この考え方の違いが原因となる夫婦喧嘩を避けるためには、ある意味「俺は俺」・「私は私」と割り切ってみるのも良い方法です。
金銭感覚の違い
夫婦といえどもお金の使い方が違うのは当たり前ですが、限られた収入のなかでやりくりするとなると意見の相違は夫婦喧嘩の元になります。
欲しいモノが違う、買いたいモノが違うとなると喧嘩になってしまうケースは多く、それが原因で別居となったという例もあるほどです。
お金の問題は揉め始めると長くなりがちなので、どこかの時点で双方ともに折れる必要があるでしょう。
夫婦関係修復のきっかけを作る方法
いくら愛しあって結婚したとはいえ、夫婦を何年、何十年と続けていると、相手に対する「慣れ」というものが出てきます。
これは仕方のないことかもしれませんが、この「慣れ」は男女関係を持続させる上で大切な努力を忘れさせてしまうのです。
「慣れ」を解消し夫婦関係の修復を乗り越えるために必要なことを知っておきましょう。
愛情をもって会話をする
愛情をもって会話をするというのは言葉では簡単ですが、「愛情」のある会話とは?と思うはずです。
愛情をもって会話をする為には「相手に関心を向けて」「相手のために話をする」と考えて下さい。
どうしたら、相手の耳にすんなり入っていけるのか、しゃべり方や会話の内容、スピードやトーンなども工夫する必要があります。
出会った頃の会話を思い出してみて下さい。
一言話すだけでも、気を使いどんな言葉で話そうかと考えていたはずです。
さらにおススメなのは、毎日5分から10分と時間を決めて、二人だけの会話を楽しみましょう。
話題は何だっていいのです。
ルールを決めて喧嘩をする
時には、夫婦喧嘩が起きるでしょう。
その時には、日頃は「言い合えない事」「腹の奥深くに抱えているフラストレーション」を吐き出すことになります。
ただし、関係修復の夫婦喧嘩には、ルールが必要です。
例えば、喧嘩のときに絶対に口にしてはいけないNGワードを知っておきましょう。
その次にヒートアップしたときには、クールダウンができるような合図を決めておくのです。
倦怠期でも行動する
どんなに愛し合っている夫婦でも倦怠期は訪れます。
同じ顔ぶれで同じ環境、そして毎日同じ事を繰り返し続けていると誰だって、その環境に「慣れ」「退屈」してくるはずです。
これはどのような夫婦にも高い確率で発生する自然なことです。
ただ、だからといって倦怠期を放置しては絶対にいけません。
倦怠期は自然と解消するものではありません。
マンネリ化した関係が続いた結果、今の状況のように夫婦関係がギクシャクしているのです。
だから、少しでも倦怠期を感じた場合には、今ある環境を一掃できるように行動するしかありません。
夫婦で、「旅に出かけたり」「新しいことを始める」など、今までの日常でやっていなかったことを始めましょう。
「会話」をたくさんする
倦怠期を迎えてしまう夫婦に多いのが、会話の減少。
「何をするにも身振り手振りのみ、必要な連絡事項以外は話さない。」
「だからといって口を開けば喧嘩腰の会話になっている。」
「置手紙やメモ、メールでのやりとりのみ、となっている。」
といった心当たりはありませんか?
夫婦の関係を修復するためには、会話は必要不可欠です。
連絡したいことがあるなら、メールや置手紙ではなく、直接言葉で伝えるようにしましょう。
そのほかにも一言だけでいいのです。
料理を作ってもらったら、「美味しかった、ありがとう」
お天気がいいなら、「今日は良い天気ね」、「いってらっしゃい」
など、ちょっとした会話のコミュニケーションから始めるようにしましょう。
「時間の共有」「身だしなみ」
夫婦生活が長くなると何をするにも面倒くさいと感じるようになることがあります。
恋人関係にあるときは、すこしでも休みが取れたら、二人でバスや電車を使って遠出を愉しんだり、外食やショッピングを満喫していたはず。
それなのに、いつの間にか、外に出ることも億劫になり、理由をつけては自宅で過ごすということは多くありませんか?
そのほかにも、付き合った当初こそ、自宅にいる間も身なりを整え、最低限の身だしなみに気を使っていたはず。
いつの間にか、髪の毛はぼさぼさ、穴の開いた靴下でだらしない格好で過ごしていませんか?
結婚してからでも互いが惹かれあい続けるには、「時間の共有」「身だしなみ」を意識する必要があるのです。
セックスレスの解消
円満な夫婦の特徴の一つに、性生活が充実していることがあります。
ただ、同じ人とずっと新鮮で、刺激的な性生活を送ることは容易ではありません。
だからこそ、ちょっとした工夫も必要なのです。
例えば、年齢的な衰えから発生するセックスレス解消のためには、精力増強効果のある食材をふんだんに使用したり、サプリメントなどで健康維持を図ってもいいかもしれません。
さらにマンネリ化を防ぐために、シチュエーションを変えてみたり、ちょっと過激な下着にチャレンジしたり、雰囲気を変える努力をするのも有効です。
夫婦が喧嘩をするなんてことは、何も特別変わったことではありません。
これまで育ってきた環境も生活も異なる二人が一緒になったのですから、「意見や考え方」「性格や癖」「生活習慣」が異なるのは当たり前なのです。
自分とは何もかもが違う相手に対し、いちいち腹を立てているというのは、自分の思うように何もかもが進まないからではないでしょうか。
分かっていたはずなのに、いつの間にかそんな当たり前のことを忘れてはいませんか?
ですが、そんな夫婦喧嘩も長引けば長引くだけ、夫婦の関係を悪化させるものです。
次に、夫婦喧嘩を翌日に持ち越さないために必要な仲直りのきっかけを紹介します。
素直に謝る
もっとも簡単な方法が、すぐに謝ること。これに限ります。
しかし、ここで問題になるのが、喧嘩をしている二人には、変な「意地」があります。
つまり仲直りの邪魔をしているのが、この「意地」なのです。
意地の張り合いがいつしか、離婚という危機を招くまで状況を悪くすることもあります。
ですので、とにかく「意地」を捨て、素直に謝れる人間になりましょう。
人は誰しも、素直に謝るということが苦手です。
しかし、素直に謝られた方は、これまで熱くなっていた気持ちがスーッと冷やされ、何もかも冷静に受け止めることができるようになるのです。
勇気をもって謝るという行動に出れることこそが、夫婦の関係を修復することが出来るのです。
環境を変える
どちらも謝ることが出来ないのであれば、喧嘩をしている場所を変えましょう。
例えば、自宅で喧嘩をしてしまったら、とにかく人の多い場所に移動しましょう。
食事がまだであれば、外食をしながら気分を変えるだけでもヒートアップしている気持ちをスーッと抑えることが出来るはずです。
また、近くの喫茶店で美味しいコーヒーを飲むだけでも「なんで喧嘩してしまったんだろう」なんて、喧嘩したことすらバカらしいと感じられるはずです。
メール・LINEを利用する
面と向かって謝罪ができない、喧嘩の中断や悪い雰囲気を変えることができないという場合は、メール・LINE機能を利用します。
「ごめんね」とたったの4文字だけのメールでいいのです。
口で言えないのであればこの際、最新の機能を十分に活用してみるといいでしょう。
夫婦喧嘩は、絶対に長引かせてはいけません。
その日発生した喧嘩は、その日のうちに解決することが離婚の危機を回避する最大の予防策なのです。
夫婦関係修復のきっかけ!まとめ
ここまで、様々な夫婦関係修復のきっかけをご紹介しました。
上記で、ご紹介した内容では、実際には各夫婦の関係で当てはまる場合もあれば、少し違うこともあることでしょう。
ですので、全部を実行する必要はありません。
あなたの感じ方、夫婦の関係に合う方法だけでも試してみると良いでしょう。
因みに、もっと本質的なことは上記の中では足りていない部分もあります。
夫婦関係修復のきっかけの前に、私が修復できた本質については↓の記事をチェックしてみて下さい。