夫と別れて後悔する事とは
結婚しているときには「この夫と別れたらスッキリするだろう」と考えていた妻でも、現実に離婚してみると夫の有難味を知って後悔する事が多いようです。
離婚の是非は別として、夫がいるという事のメリットは意外に多いといえるでしょう。
ここでは、夫と別れた妻が後悔している事について紹介していきます。
お金の問題で苦労する
女性が夫と別れて後悔する事で多いのが「お金(生活費)の問題」です。
特に、妻側が専業主婦であった場合、新たに仕事を始めようとしてもなかなか難しいというのが現状です。
独身時代に仕事を持っていたという女性でも、長いブランクがあると就活自体が上手くいかないだけでなく、運よく仕事が見つかったとしても職場で苦労する例が多く見られます。
なぜなら、パソコンを始めとするオフィス機器は日進月歩の勢いで進化しており、パソコンの使い方が分からない、コピーの使い方が分からないなどの例が少なくないからです。
充分な貯金も再就職に必要な技能や資格もないという場合、効率の良い仕事が見つからなければ低い給料で長時間働くということになって離婚後に生活費の問題で悩み後悔するという事になるでしょう。
後ろ盾がなくなって困る
後ろ盾というのは、自分を守り陰で力を貸してくれる存在をいいます。
結婚をしているときは夫を後ろ盾というようには感じていないかもしれませんが、女性がひとりで生きていくうえで「夫(男性)」の家族がいるということは大きなアドバンテージになっているのです。
たとえばアパートを借りようとしても、女性ひとりの場合は嫌がる大家さんもいるようです。
実家の父親などが保証人になってくれればアパートも借りられますが、もしもそうしたサポートがなければ住む場所さえ見つける事が困難になるでしょう。
特にしっかりした勤務先がなく、パートやアルバイトの女性の場合は住む場所を見つけるのも大変かもしれません。
将来が不安になってくる
離婚して女性が最も後悔する事のひとつが「将来的な不安」です。
この不安要素としては貯金(お金)、体力、老後などの問題が挙げられますが、それ以外にも心理的な不安要素も大きいようです。
簡単にいうと「誰も頼りにできる人がいない」と言い換えることもでき、すべての点において女性ひとりで生きていく事には不安が付いて回るという意味にもなります。
若いときには生活していく事で精一杯でも、ふと気がつくとそれなりの年齢になっていき「今後もひとりで生きていくのか」「はたして心配はないのだろうか」と不安になるわけです。
こうした離婚にまつわる後悔は容易には取り戻す事ができないため、不安のあまりよけいに神経質になってしまう女性も多いのです。