喧嘩した後に仲直りしたいと思ってもなかなか上手く行かない場合があります。
大抵は、「自分は悪くない」「あっちが悪い」などと思っている事の方が多いかもしれません。
そのまま喧嘩の期間が長引けば長引くほど、仲直りのタイミングが難しくなります。
時間が経てば仲直りできるという方もいるかも知れませんが、それまでの間はギクシャクしてしまいます。
また、どちらも意地を張ってしまっている状態は家族(こども)にもあまり良いとは言えません。
喧嘩の原因を追究するのは後にして、先ずは仲直りするという前向きな行動をしてみてはいかがでしょうか?
仲直りしてから、お互い話し合いの場を設け喧嘩の原因を探り、原因を取り除くのが夫婦円満の秘訣でもあります。
その為にも先ずは、仲直りできる「言葉」を知っておくと良いでしょう。
『ごめんなさい』
仲直りするための最強の魔法の言葉は「ごめんなさい」です。
夫婦喧嘩した時に「ごめんなさい」と言うと、何となく相手に負けたような気がするかもしれません。
でも、言い争いになった原因は原因として後で解決するとして、まずは「感情的になって喧嘩をしてしまったこと」に対して「ごめんなさい」と言ってみてはどうでしょうか?
もちろん、「ごめんなさい」と言う時は相手の目をジッと見つめて心から言うようにしましょう。
『悪かったよ…』
「ごめん、オレが悪かったよ…」
「いいえ、私が悪かったの…」
夫婦喧嘩の後で「自分が悪かった」と言うのは少し勇気がいりますね。
本当はちっとも自分は悪くないと思っていたり、一度でも悪いと認めたら全部自分のせいにされるかもしれません。
でも、まずはひと言「悪かった」と言ってみてください。
もしそれで相手が「いや、自分も悪かった」と返して来ないようなら「ごめん」と抱きしめると仲直りできます。
『仲直りして!』
「ごめん」と謝ったり「自分が悪かった」と譲ったりするのは苦手という人は、素直に「仲直りして!」と頼んでみる方法があります。
ちょっと子供みたい…と感じた人、この方法は案外上手くいきますよ!
男性であれば「ね、仲直りして?」と優しく囁いて妻を抱きしめてみましょう。
女性なら、「お願い、仲直りして…」と夫にソフトタッチしてみてください。
夫婦喧嘩の仲直りのフレーズとしては単刀直入ですが、本心からの言葉なら必ず相手に通じるはずです。
『馬鹿だった…』
これは上で紹介した「悪かったよ…」の別バージョンです。
使い方は、
「ごめん、オレが馬鹿だったよ…」
「いいえ、私が馬鹿だったの…」
というようにします。
意味は「キミ(あなた)と喧嘩するなんてオレ(私)が馬鹿だった」ということです。
もちろん夫婦喧嘩の原因とは関係なく、シンプルに仲直りしようという気持ちをこめて言います。
喧嘩の原因については落ち着いてから別の機会に話し合ってください。
このフレーズはちょっと寂しげな表情で目を逸らしたままでつぶやいても可ですよ。
『許してくれる?』
これも「仲直りして?」と同じようにストレートな魔法の言葉です。
夫婦喧嘩してしまったことで、まずは一歩譲って「オレ(私)のこと許してくれる?」と言ってみてください。
もしも相手が「はぁ?」「何言ってんの?」というような反応をしたら、もうひと押し「許してくれる?」と重ねて訊きましょう。
さらに上記の「オレ(私)が馬鹿だった」を付け加えてもいいですね。