妻に感謝を伝えることで起きることとは?
「妻に感謝を伝えたいけど…」
「妻に気持ちを伝えたい…」
でも、やり方や方法がわからない
- 妻に感動してもらえる手紙は?
- 普段からどんな言葉を使えば良いの?
- 本心を上手く伝えるには?
など、妻へ感謝を伝えたいが方法が分からない方へ
この記事は、妻への感謝を伝えるメリットや方法が分かるようになる既婚男性向けの記事です。
最後まで読んでもらえれば、妻へ感謝するメリットや方法が見え、
妻との関係も良くなる感謝の「伝え方」感動してもらえる「手紙」のパターンが理解できるようになります。
もくじ
妻に感謝を伝えるメリットと理由
妻に感謝を伝えたいと思ったあなた。
「日頃伝えていないのに、突然で気持ち悪がられないかな?」
「伝えたいと考えるのは自己満足にならないかな?」
などと心配する気持ちはよく理解できます。
妻に感謝を伝えるべき理由はきちんとあり、「照れくさくて…。」と伝えなければ、のちのち後悔につながる可能性があります。
また、感謝を伝えることで得られるメリットもあるので、確認していきましょう。
妻に感謝を伝えるメリット
感謝を伝えることで得られるメリットを段階的に紹介します。
メリットは次の段階のメリットを呼び、よい流れで循環するようになります。
妻が報われる
感謝を伝えることは、あなたの大切な妻が報われるために重要なことです。
家事や育児に終わりはなく、もちろんお給料も出ません。
「主婦の仕事を給与換算してみる」といった話を聞いたことがありませんか?
主婦業の平均年収は約470万円となりました。
引用:しゅふJOBnavi
主婦業に給与が発生するとしたら、サラリーマンの平均年収と同等、もしくはそれ以上になると言われています。
それだけ時間や労力を使っているにもかかわらず、実際にお給料が出るわけでもなく。
とくに小さな子どもを育てている時期は、喋れない子ども相手に24時間向き合い、子どもから感謝を感じることも難しいでしょう。
夫から労いの言葉や感謝を示す行動があれば、妻は報われるでしょう。
妻がまた頑張れる
夫から感謝の言葉や気持ちを受け取った妻は、
「明日からまた頑張ろう」
という気力を持てます。
評価されることは、気力を保つために欠かせないことです。
たとえば、あなたの仕事に置き換えて考えてみましょう。
働いても働いても業務内容が変わることはなく、出来のよい仕事をこなしたときも誰からもなんの言葉もなく、イレギュラーに対応してもなんの報酬もない。
そうなれば、何年も継続して同じ仕事をするのは難しいのではないでしょうか?
仕事上では、業務内容の指示があり、よい業績を残せば上司や同僚から評価され、収入が上がったりボーナスが出たりしますよね。
主婦業も例外ではありません。
そうすれば、「明日からも頑張ろう」と妻に感じさせられるでしょう。
夫も感謝される
妻に感謝を伝えていけば、妻は夫に感謝の気持ちを持ちます。
あなたが
「思っていてもなかなか言えない」
「言わなくても感謝していることは伝わっているだろう」
と感じるように、妻も同じ気持ちでいる可能性があります。
もしも妻が夫に対して不満を抱えていた場合、夫に感謝されることで本来感じていた感謝の気持ちを取り戻す可能性もあります。
夫婦で一緒に生活している以上、夫も感謝の気持ちを受け取りたいと感じるのは当然です。
お互いに感謝を伝えられるよい循環を回していきましょう。
居心地がよくなる
感謝を伝えられると自宅がより一層居心地のよい空間へと変化するでしょう。
妻の報われない気持ちが消化し、夫へ感謝の気持ちも持てるわけですから、自然に妻の機嫌もよくなります。
妻が不機嫌だと夫も気を遣いがちですが、妻に感謝が伝わればお互いに穏やかな気持ちで過ごせて居心地の良さを感じられるでしょう。
夫婦仲が円満になる
感謝を伝えれば夫婦仲も円満に…。
「いくらやっても報われない」
「もう夫のために頑張りたくない」
「感謝もない夫の考えがわからない」
こんな風に感じてしまっていては、仲良く過ごすことは難しいでしょう。
感謝を伝えることは、結果的に自分の考えや気持ちを伝えることにつながるため、
「ちゃんと考えてくれていたんだ」
「そんな風に大切に思ってくれていたんだ」
と気持ちの確認ができるのです。
仲の良い夫婦はコミュニケーションを大切にしています。
感謝を伝えてコミュニケーションも図れて、結果的に夫婦円満、万事解決ですね。
妻に感謝を伝えるべき理由
この記事を読んでいるあなたは、すでに
「妻に感謝を伝えたい」
と考えているのでしょうから、理由はしっかりと把握されているかもしれませんね。
念のためここでおさらいすることで、より深く感謝の気持ちを持てたり、自分にはなかった発想で伝える言葉が増えたりするでしょう。
朝ごはんを食べたときに使った食器、片付いている家、お弁当の準備、着ている服の洗濯・アイロン、不在時の郵便受け取り、銀行や家計の管理、夕食の準備、清潔な布団……
それらは放っておいて出てくるものではなく、妻が準備してくれているのではないでしょうか?
夫婦はもともとは他人であり、結婚したからと言って妻が夫の身の回りを整理するという決まりなどありません。
きっといまの生活は妻がいるからこそ成り立っています。
いてくれて当たり前ではないですし、いないと困りますよね。
だからこそ、妻に感謝を伝えることはとても重要で意味があるのです。
妻へ感謝を伝える方法やタイミング
いざ感謝を伝えようと思っても、なかなか行動に移せなかったり、具体的にどうしたらいいのかわからなかったりしますよね。
ここでは、妻に感謝を伝える方法とタイミングを紹介します。
それぞれ見ていきましょう。
妻に感謝を伝える方法
妻に感謝を伝える方法です。
直接顔を合わせて
もっともシンプルで実践しやすい方法は直接伝えることです。
単身赴任や出張続きでない限り、毎日顔を合わせるわけですから、顔を見て伝えましょう。
照れくさいと感じる男性も多いでしょうが、夫から感謝を伝えられて嫌な気持ちになる女性はいませんよ。
日常つかいのLINEで
連絡ツールとして欠かせない存在になってきたLINE。
LINEで感謝を伝えるのも一つの手です。
毎日「愛してるよ!」とやり取りをしている場合は別ですが、普段わざわざ日中に連絡を取り合うことが少ないという夫婦であれば、メッセージを受け取った妻の顔がほころぶことは間違いないでしょう。
私たち夫婦も、よほど緊急のこと以外は夜帰ってから共有し、連絡を取り合うといえばお遣いのお願いくらいです。
そんな夫からたまに感謝を感じるようなLINEが来たら、スクショして保存してます。
特別な日には手紙を
ここぞというタイミングで、手紙を送るのもアリでしょう。
「手紙はハードルが高い」
「文字がきれいではないから…。」
などという意見もあると思います。
伝えられていない気持ちをこの機会に手紙で送ってみてはいかがでしょうか?
妻に感謝を伝えるタイミング
感謝を伝えられて嫌な気持ちになる人はいません。
しかし、とっても忙しい時間帯だとゆっくりと聞けなかったり、十分に気持ちが伝わらなかったりしてしまうことが…。
せっかく伝えるなら、双方が気持ちよいタイミングを選びましょう。
日頃から
日頃から感謝を伝えましょう。
なにかしてもらったときや嬉しいと感じたとき、逐一「ありがとう」と口にするのです。
場所や場面も選ばずに伝えられるので、一番簡単に伝えられます。
何度も口にすることで、気持ちが伝わりにくくなるのではないか?と考える人もいるでしょうが、言われて気分の悪い言葉ではありませんし、妻の耳にもきちんと届いているので安心してください。
昔見た本で、人が発した言葉に関するものがありました。
残念ながら本のタイトルや作者は覚えていないのですが、
「ポジティブな言葉を発したとき体内の水分はきれいな結晶になり、ネガティブな言葉や暴言を発したとき結晶は壊れボロボロになる」
といったものでした。
つまり、感謝の言葉を伝え続けることは、あなたにとってもプラスだと知っておきましょう。
時間を作って
日頃から感謝を伝えるワンステップ上に進んで、時間を作って改めて感謝を伝えてみましょう。
夕食が終わって落ち着いたタイミングや、休日にゆっくり時間を使えるときなど、改めて日頃の感謝を伝えると妻は喜ぶはずです。
また、慌ただしく家事や育児をこなしているときは、あなたの「ありがとう」など感謝の言葉が耳に届いてはいるものの、じっくりと受け止め噛み締める余裕はないでしょう。
そういった意味でも、時間を作って感謝を伝えるのは、とても効果があります。
記念日や誕生日
記念日や誕生日は改めて感謝を伝えるいい機会です。
妻の気分も日常と比較して高まっている可能性が高いため、気持ちを受け取りやすい態勢ができているでしょう。
女性は男性よりも、過去の記憶を鮮明に覚えている傾向があります。
それが記念日や誕生日など、意味を持つ日であればなおさらのこと。
感謝を伝える方法の章で伝えた、「手紙」で感謝を伝える方法ですが、記念日や誕生日であれば普段よりも渡しやすいのではないでしょうか?
妻の記憶に残りやすいこと、照れくさい夫が伝えやすいきっかけであることから、記念日や誕生日は感謝を伝えるのにうってつけの日だといえます。
母の日
意外だと感じるかもしれませんが、タイミングとして母の日に感謝を伝えるのはおすすめです。
母の日は妻からすれば子どもから感謝される日であり、自分や夫の母に感謝を伝える日です。
夫の立場であれば、母としていつも頑張ってくれている妻に対して感謝してもよいでしょう。
これまで母の日に妻に感謝を伝えたことがなければ、妻は多少驚いたり戸惑ったりするかもしれません。
しかし、嫌な気分にはなりません。
むしろ、母として認められたと受け取り、いい気分になるでしょう。
夫が妻に伝えたい感謝の中には、多かれ少なかれ妻の母としての顔に対しての部分もあるので、母の日に改めて感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか?
普段から使える感謝の言葉とフレーズ
ここまで妻に感謝を伝えるメリットや理由、方法などを紹介しました。
ここからは、実際に取り入れてもらいたい言葉を紹介していきます。
女性であり、妻である私の立場から、言葉を受け取ったときの感情も含めて紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
親しみがあり感謝がわかりやすい「ありがとう」
感謝の言葉として一番わかりやすく親しみのある「ありがとう」。
もっとも簡単に感謝の念を伝えられて、違った意味で解釈される心配もないでしょう。
夫婦関係以外で会話する場面を想像してみてください。
あなたが相手になにかしてあげたとき、「ありがとう」があるのとないのとでは気分が違いますよね。
なくても支障はない言葉ですが、あったほうが人間関係を円滑にします。
ここで夫婦関係に話は戻りますが、日常生活の中で妻になにかしてもらうことはとても多いのではないでしょうか。
その都度「ありがとう」という言葉で感謝を伝えられたら、夫婦関係は良好なものになるでしょう。
実際に私の体験と感じたことをお話します。
私の夫は無意識でしょうが、夕飯を準備したときは必ず「ありがとう」と言ってくれます。
しかし、毎朝準備して渡すお弁当を受け取るときは言いません。
きっと起きたばかりで脳が機能していないなど、なにか理由があり、本人も無意識だと思います。
しかし、受け取る私としては夕食を作ることには意欲的ですが、お弁当はできれば作りたくないと感じることも。
単に面倒だからという理由ではなく、やりがいを感じられないのです。
たった5文字の言葉ですが、言うのと言わないのでは違いがあるとわかりますよね。
今日からさっそく「ありがとう」を取り入れていきましょう。
「助かる」は妻のやる気向上に効果あり
「助かる」という言葉は、感謝の気持ちを伝えるのに、とっても便利な言葉です。
妻のしてくれる家事や育児に対して感謝の気持ちを持っている男性は多いでしょう。
その家事や育児はかかる労力や時間はさておき、誰でもできることなんです。
誰でもできることを誰かがしなければならないからしています。
だからこそ、家族である夫から「助かる」と言われると、妻の努力は報われ喜ばしい気持ちになります。
誰かのためになにかをしたり与えたりするのは簡単なことではなく、ましてや誰でもできるようなことであれば自分がする意味はあるのだろうか?と感じることもあるでしょう。
「助かる」と伝えられることで、自分の行動はこの人の役に立っているんだと初めて自覚でき、頑張る気力になります。
私の母はいわゆる完璧主義で、家事や育児は完璧にこなしてきました。
また慈悲深い性格もあり、子ども(私)が結婚したいまも何かと支援してくれています。
私からすればすでに感謝の気持ちでいっぱいなのですが、母の中では家事をすることや子どもを支援することは当たり前のことだそうです。
そんな中、
「おかずを持たせてくれて助かる!」
「お母さんがちゃんと育ててくれたから恥をかかず助かっている」
などと伝えることがあります。
母は、「『助かる』が一番やる気につながる。ありがとう!」と喜びます。
あなたが妻の行動で助かっている部分を素直に伝えてみてはいかがでしょうか。
きっと妻の行動が報われ笑顔が見られますよ。
「休んでて」で疲れている妻に休憩を
「休んでて」も妻に感謝を伝えるのに、効果的な言葉です。
仕事であれば休日は完全に休みでリフレッシュできます。
また、妻が働いている場合には、家事をしてから仕事へ行き、やっと帰宅したかと思えばまた家事が待っているのです。
いつも当然のように家事をしている妻を見て夫は、そこまで負担がかかっているとは感じていないでしょう。
しかし、妻も人間であり同じように1日は24時間。
思っているよりも大変なことなのです。
たまには「俺がやるから休んでて」と言えるとよいですね。
私の友人の中には、休日は食事を担当するという男性がたくさんいます。
その男性の妻たちは
「本人がやりたくてやっているのかもしれないけど、実際週1でも料理しなくていい日があるのは助かる」
と言いますよ。
初めは月1回などからでもよいので、妻に「休んでて」と言えるように努めてみてはいかがでしょうか?
頼れる夫をアピールできる「任せて」
「休んでて」と同様に妻に休憩を与えられるのが「任せて」です。
家事の中には意外にも力仕事が多くあります。
米や飲料など重量のあるものを買い物をしたときや、掃除で家具を動かすとき、水回りの落ちにくい汚れを落とすときなどは女性にとってはしんどいものです。
それでも誰かがしなければいけないことを、頑張ってこなしています。
そういった場面で「俺に任せて」と言えると、妻は本当に助かります。
力仕事の部分は協力するという姿勢を見せることで、妻は夫を頼りやすくなります。
我が家では夫が力仕事全般を担ってくれると頼りにしています。
交際当初から一緒に買い物に出かけたときは、どんなに軽いものでも荷物を持ってくれたり、高いところにある重たいものは取ってくれたり、夫へ頼みやすい空気が出来上がっているからいまがあるのでしょう。
そのため、「そろそろお米がなくなるな」といったときには、夫へ伝えておくと必ず一緒に買い物に行く時間を作ってくれます。
任せていいんだ、と伝えられることで妻の負担を減らし感謝の気持ちを伝えられますよ。
いつまでもきれいな妻と一緒にいられる「かわいい」
妻に「かわいい」とどんどん伝えていきましょう。
「かわいい」という言葉はいくつになっても嬉しいものです。
直接感謝を伝える言葉ではありませんが、愛情を伝えられ関係を良好にするでしょう。
夫にかわいいと言われることで、美意識を保てたり努力できたりするという女性もいるので、妻にいつまでもきれいでいてもらえる秘訣にもなります。
「大好き」「愛してる」は夫婦だからこそ使える魔法の言葉
最後に、「大好き」「愛してる」など愛情表現の言葉です。
「ありがとう」と合わせて伝えることで、より深い感謝の気持ちを伝えられます。
「いつもありがとう。愛してるよ。」などと使うとよいでしょう。
友人や同僚に対して「愛してる」と使う人はそういないでしょう。
夫婦だからこそ伝えられる感謝の表現なので、照れくさい気持ちはわかりますが重要なポイントでは伝えられるとよいですね。
感謝の気持ちを伝える手紙やメッセージのパターン
記念日や誕生日に改めて感謝を伝えるのに、手紙を送ってみようと思った男性向けの章です。
なかなかいい文章が思い浮かばないという方は参考にしてみてください。
ただしこちらは一例なので、実践の手紙にはあなたの言葉を取り入れ感謝の手紙を書くようにしてくださいね。
それぞれ見ていきましょう。
手紙のみのパターン
(嫁の名前)へ
誕生日おめでとう!
いつも家族のために、家事や育児をしてくれてありがとう。
とても助かっています。
仕事と両立して頑張る君を尊敬しているよ。
家にいられる時間が少なくて、ついまかせっきりになってしまっているけど、僕にできることはもっと頼ってほしい。
改めて誕生日おめでとう。愛してるよ。
(夫の名前)より
このように、感謝の気持ちとともに協力したいという意志を伝えられるとより気持ちが伝わりやすいでしょう。
お花などプレゼントに添えるパターン
(嫁の名前)へ
いつもありがとう!愛してるよ。
(夫の名前)より
(嫁の名前)へ
支えてくれてありがとう。今年は旅行に行こう!
(夫の名前)より
普段なかなか伝えられない「愛してる」という表現や、感謝の気持ちとともにリフレッシュの提案などを短文で添えるとよいでしょう。
少しお洒落に英語で…
I love you.
(愛してる)
I’m very grateful.
(とても感謝しているよ)
I’m glad you’re my wife.
(君が妻でよかった)
こちらもお花などのプレゼントにメッセージカードとして添えるとよいでしょう。
気恥ずかしさで手紙であっても書けないという男性も、英語にしてみると伝えやすいのではないでしょうか?
妻に感謝を伝えるには?まとめ
妻へ感謝の気持ちを伝えるという行為はけっして自己満足では終わりません。
気持ちが伝わることで、夫婦関係をいまよりもっと良好にするでしょう。
妻は日頃、家族のため・夫のために…とたくさんの時間と労力をそそいでいます。
そんな妻に感謝を伝えられれば、きっと妻の行動も報われます。
より真剣に気持ちを伝えたいのであれば、タイミングを見計らい普段なかなか口にできない思いを手紙にしてみてはいかがでしょうか?