妻が不機嫌でめんどくさいのはなぜ?
この記事で解決できるお悩み
この記事では、妻が不機嫌になる理由や原因を知り夫がすべき考え方やコツを解説しています。
- 妻の地雷を踏まないようにするには?
- 昨日は良かったのに今日はダメなのはなぜ?
- 妻の機嫌を直すためには?
など、妻の不機嫌を直し仲良くしたいと思っているなら、この記事で妻が不機嫌な理由を知り対処法を取り入れて行きましょう。
最後まで読んでもらえれば、不機嫌になってしまう理由がわかり、
機嫌よくしてもらうための「行動」「考え方」が理解できるようになります。
もくじ
妻がいつも不機嫌でめんどくさい理由と原因
妻が不機嫌だったり、些細なことで不機嫌スイッチが入ったりする日が続くと、最初こそ心配もしますがだんだん面倒に感じてしまいますよね。
現代では共働きの家庭が多いですが、妻と同じように働いて家のことをしていて、もちろん夫側も日々多かれ少なかれストレスを感じているはずです。
夫であるあなたはストレスを抱えていても不機嫌に振る舞うことは少ないのではないでしょうか。
もしあなたが家で不機嫌に振る舞うことがなければ、なおさら「妻はどうしていつも不機嫌なんだ」と疑問に感じることでしょう。
では、なぜ妻は不機嫌にしているのでしょうか?
妻が不機嫌にしている理由・原因をお伝えします。
不機嫌にしている理由・原因にはいくつか種類があるので、それぞれ確認していきましょう。
夫の言動に不満を持っている
妻が不機嫌にしているのは、夫であるあなたに原因がある可能性があります。
それぞれの家庭で、妻が夫に抱える不満にはさまざまなケースがありますが、いくつか紹介します。
- 家事や育児に協力していない
- 妻が慌ただしいときにゴロゴロ自分の時間を過ごしている
- 妻の話を聞いてあげられていない
上記の3つはよくある妻が抱える夫への不満です。
共働き家庭が多いからこそ、家事や育児の負担が妻に多い場合、不満につながります。
夫は家事や育児は妻の仕事だと決めつけていて、妻は2人の仕事だと捉えていれば、不満が溜まるのは当然です。
家事や育児の延長線上で、仕事や子どものお迎え、買い物などを済ませ、これから食事の準備に洗濯物…と
妻の頭の中はタスクでいっぱいになっているとします。
もちろん夫も仕事から疲れて帰ってきていて、やっとくつろげる…という状況なのはわかります。
しかし、妻から見れば「いつもゴロゴロしている」「家事は女の仕事だと考えているんだ」と捉えてしまうのです。
それに加えて、いつもお願いしている
「服は裏返しで脱がないで」
「食べたら食器は下げて」
など、些細なことが何度も破られていれば妻の怒りのボルテージは上がる一方です。
ほかに、多いのが「夫が話を聞いてくれない」というパターン。
子どものことや日常の会話を交わしたい妻のことを、ないがしろにしてしまっていませんか?
つまり、これらの言動をする夫が原因で不機嫌になっている可能性があります。
夫以外の原因でストレスがある
「子どもの成長について」
「職場での人間関係」
「姑や義理の実家との関係」
など、夫とは関係のない部分でストレスを溜めていることが原因で不機嫌になることがあります。
夫であるあなたからすれば、「私が関係ないならどうしたらいいんだ!」と感じることでしょう。
あなたの妻は、日々さまざまなストレスと戦っていて、
一番落ち着ける自宅で緊張の糸が切れてしまい不機嫌になってしまうこともあると理解してあげてください。
ホルモンバランスの乱れ
女性はホルモンバランスの乱れでイライラしたり、不安になったりすることがあります。
女性は男性と比べてホルモンバランスの変化が多いため、情緒を自分でコントロールできない人も多いのです。
ホルモンバランスの乱れとは、
ホルモンバランスの乱れによる情緒不安定やイライラは、人によって度合いが異なるのであなたの妻はそういった症状が重い可能性もあります。
Aさんの場合
私は生理中よりも生理前のほうが精神的に安定しないのですが、人によって情緒不安定な時期も異なるので一般論ではなく妻のタイプを知る必要があります。
そういったさまざまなタイミングで起こるホルモンバランスの乱れから、不機嫌になってしまうことがあります。
どうして男性には妻の不機嫌が理解しにくいのか?
「理由はわからないけど、また妻が不機嫌だ」
「どうしてそんなに不機嫌に振る舞う必要があるのか」
と、妻が不機嫌になっているのを理解できないと感じる男性が多いのではないでしょうか。
妻の不機嫌を夫が理解できないのには、男女の考え方や性格の違いに原因があります。
それぞれ紹介しますので、男女で違いがあるのは当然のことだと理解しましょう。
違いが理解できれば、これまでと違う視点で妻を見られるはずです。
「察して」の難易度が高い
「思ったことを言えばいいのに」と思うでしょうが、女性は「察して」欲しい生き物です。
いつもと同じことを言ったのに不機嫌になった…という経験がある方には確認してもらいたいポイントです。
たとえばあなたが妻に「週末飲み会に行ってくるね」と伝えて、不機嫌にならない場合となる場合があるとします。
不機嫌になるときの妻の頭の中では
「最近飲み会の回数多くない?」
「今週は大変だったから外食に行きたかったのに…。」
「いま子どもは熱があるのに?」
などを考えている場合があります。
と思うことでしょう。
しかし、妻の頭の中ではきちんと理由があって不愉快に感じているのです。
このほかの場合も同じようなもので、夫のあなたが「家事を手伝おうか?」と打診したとき、妻が大丈夫だと断った場合。
夫であるあなたはどうすればいいのかと頭を抱えてしまっていることでしょう。
妻の頭の中ではおそらく
「言わなくてもやって」
「手伝うではなくて代わって」
「ほかにもやることあるでしょ」
などと思っているのです。
このように女性は察して欲しいと考える傾向にあるため、男性には理解しづらいのです。
男は解決を求め女は共感を求める
まず前提に「男は解決を求め、女は共感を求め」ます。
そのため、共感を得られなかったことで妻が不機嫌になることがありますが、夫の中には解決するべきだという考えがあるため理解ができません。
Aさんの場合
我が家で実際にあった喧嘩の内容を紹介します。
私はその日職場で上司から理不尽なセクハラを受けイライラしていることを、夫に話しました。
夫は、解決策を2~3個提示して、
「会社で過ごしやすい自分の立ち位置を自分で作っていかないと」
と私のために諭してくれました。
私は夫の一言目くらいからすでに不機嫌です。
私はセクハラを会社に追及する気はなく、ただ共感を求めていました。
夫はストレスなく働けるように解決策のアドバイスを求めていると思ったそうです。
女性同士の話では、オチのない会話やひたすら愚痴に共感する時間があります。
男性からすると理解できないのかもしれませんが、結婚すると妻は一番身近な夫に共感を求めて話しがちです。
このような違いがあるため、男性は女性の不機嫌を理解しにくいのです。
妻の不機嫌は一朝一夕ではない
妻の不機嫌になった原因にだいたい予想がついている場合、
「同じことで不機嫌になる日とならない日がある」と感じたことがありませんか?
それは、妻の不機嫌は一朝一夕ではないことが原因です。
不機嫌になるまでに、いくつもの不満が蓄積されていて、爆発したタイミングがそのときだっただけなのです。
そのため、男性からすると同じことをしても不機嫌になる日とならない日があると感じてしまいますが、順序を辿っていけば爆発までの不満がわかります。
妻の不機嫌は一朝一夕ではなく、蓄積していた結果のため、男性は理解しづらいと感じてしまうのです。
妻の不機嫌への対処法7選
ここまで妻が不機嫌になる理由・原因や理解できない仕組みについて紹介しました。
ここでは「実際に目の前で不機嫌な妻をどうしたらいいのか」という点について、言及していきます。
妻が不機嫌なままだと気を遣ったり、反対に夫であるあなたのストレスが溜まったりしてしまいます。
対処法を知り実践すると、仲の良い夫婦を実現でき、お互いのストレスを減らせることが期待できますよ。
そっとしておく
妻が不機嫌なことには触れずに、ただそっと見守りましょう。
妻自身もうまくストレスを発散できず、イライラを鎮める方法がわからず、つらい思いをしている可能性があります。
Aさんの場合
私の場合は、ホルモンバランスの乱れで情緒不安定になって、自分でもコントロールできずどうしようもないことがあります。
夫に何かしてもらいたいわけでもなく、
ただ不機嫌な自分をおさえられない…
そんな自分にもイライラして自己嫌悪に陥る…
といった解決が難しい場合もあるのです。
そっと見守ることで、妻が自分で解決方法を考えたり、時間が解決してくれたりするのです。
笑わせる
妻が不機嫌な理由にもよりますが、笑わせてしまうという方法があります。
笑わせると言ってもそんなにお笑いのセンスに自信のある人は少ないでしょう。
もちろん、「自分の話術で笑わせられる!」という方や、夫婦間で必ずウケる持ちネタなどがある場合は、どんどん実践してください。
ただでさえ不機嫌な妻を笑わせる自信がないという方は、面白い動画や番組を見せるとよいですよ。
妻も自分でも解消できなかった不機嫌を、笑いで解消してくれた夫に感謝することでしょう。
Aさんの場合
実際に、我が家でも私がホルモンバランスが崩れているうえに、家事に追われてイライラしているとき、
夫が笑わせにかかってくることがよくあります。
不機嫌なので最初は、「面白くない」「いま忙しいから」と突っぱねるのですが、
しつこく同じ笑いを繰り返されるといつの間にか笑ってしまい、不機嫌だったことがどうでもよくなります。
不機嫌なときは、自然に笑顔も消えてムスッとしてしまうのですが、強制的でも一度笑えば気分がスッキリして機嫌が治る場合があるので、おすすめの方法です。
共感する
夫であるあなたが妻の気持ちに共感すると不機嫌が解消される場合があります。
妻はイライラの原因に対して、不満や不安を抱えています。
夫に対して不満があったため不機嫌になっていた場合も、まずは妻の話を聞いて共感してください。
もちろんあなたにも言い分があると思います。
夫にも言い分があるのに、全面的に我慢しなければならないということではありません。
妻の話に共感したあとであなたの気持ちを冷静に伝えましょう。
妻は最初から否定されたり、解決策を提示されたりすると、夫は自分の気持ちを理解してくれないと感じてしまい心を閉ざしてしまいます。
「どうして男性には妻の不機嫌が理解しにくいのか?」の部分で紹介した体験談を元に、共感して対処する方法をお伝えします。
体験談は、このような流れでした。
- 夫へ会社での愚痴を話す
- 解決策を提示される
- 妻は理解してもらえないと不満に感じる
夫は妻が会社で過ごしやすいように真剣に考えてくれているのに、妻が理解してもらえなかったのはなぜでしょうか?
妻は解決したかったのではなく、
男性は理論的に話す方が多いですが、理論的に解決策を提示されることで、妻は
「説教されている」
「否定されている」
と感じてしまう女性が多いのです。
では、どのようにすれば夫の意見も伝えられて、妻は不機嫌にならずに済むのでしょうか。
- 妻が会社での愚痴を話す
- 夫が妻に共感する
- 共感のあと解決策を提示する
解決策を提示する前に、「共感」を挟むだけでOKです。
これだけで女性は「理解してもらえている」と安心します。
夫の立場だと、毎日のように同じような愚痴を聞かされれば、そのこと自体がストレスになってしまいますよね。
そのため、共感したあとであなたの意見を伝えてあげると、妻の悩み解消にもつながります。
Aさん家では
ちなみに我が家では、同じ流れでの衝突が多かったため、話し始める前に夫にして欲しいことを伝えるルールを作りました。
「愚痴を聞いてほしいんだけど…」
「悩んでいて解決策のアドバイスしてもらえない?」
などと、最初に伝えるようにしてから夫と衝突する回数が激減しましたよ。
つまり、話をするときのルールを前もって決めておくと、お互いにすれ違いが起こる可能性が減らせるということです。
謝る前に寄り添う
妻が不機嫌になっている理由が夫のあなたにある場合、謝る前に寄り添うことで不機嫌を解消できる場合があります。
何度も言いますが、女性は共感してもらいたい生き物です。
理解して欲しいと感じているため、謝られただけでは
「本当にわかってくれているのか」
「この場を収めたくて謝っているだけだ」
と感じてしまうことも…。
めんどくさいですよね。わかります。
不機嫌な妻はいつもの精神状態ではありません。
理不尽に感じてしまうかもしれませんが、夫であるあなたのほんの少しの思いやりで解消されることを思えば試してみる価値があるのではないでしょうか。
たとえば家事をしない夫が原因で不機嫌になっているのであれば、
「○○(妻の名前)も仕事に育児で大変だったよね。」
「最近家事を任せっきりで甘えてしまっていたね。」
と、一度妻の気持ちを汲んでください。
謝る前に妻に寄り添い、「夫は味方だ」と安心させてあげましょう。
妻に1人の時間をプレゼント
妻に1人の時間を与えることで、妻が上機嫌になる可能性があります。
不機嫌が続いているような状態の妻は、日常の忙しさや人間関係にストレスを感じています。
とくに子どもがいる場合は、自分の時間が取りづらいためどんどん不満が溜まっていることでしょう。
1日以上の時間をプレゼントできれば一番なのですが、夫が家事や育児を把握しておらず終日は難しい場合もありますよね。
美容院に行くでもよし、映画を見るでもよし。
なにか妻が自分のことに専念してストレス解消できる用事がおすすめです。
ということにならないよう、その間になるべく家事や育児を済ませ、妻のために尽くしてください。
1人の時間を満喫してストレス発散できれば、妻が上機嫌で帰ってくる可能性があるのです。
また、普段から家事や育児についての情報を共有して、数日程度であれば妻がいなくても問題のない状況にしておくことをおすすめします。
妻に1人の時間をプレゼントするときだけでなく、不測の事態で妻が不在になる場合にも備えられます。
日頃から感謝の言葉を(プレゼントも可)
夫は妻に日頃から感謝の気持ちを、言葉やプレゼントで伝えるように心掛けましょう。
当たり前になってしまったとしても、毎日家事や育児にかかる時間や労力は多く、報われないと感じる女性は多いのです。
夫からすると当たり前に感じているわけではなく、
「わざわざ言葉にしなくても伝わるだろう」
と簡単に考えていることがほとんど。
女性は「察して」欲しい人が多いわりに、夫の「言わなくても伝わっているだろう」は察してくれません。
そこで夫婦がすれ違ってしまうことは多々あります。
日頃から感謝を言葉で表現するようにしていれば、思いがすれ違うことが減り
感謝されて嫌な気持ちになる人はいないうえに、日頃から感謝を伝えてもらうと妻も夫に感謝できるようになります。
もちろん、言葉で感謝の気持ちを伝えることも効果的ですが、何でもない日のプレゼントはより気持ちを伝えられる手段です。
プレゼントは高価なものである必要はなく、妻の好むスイーツやお酒でOKです。
思いやりを感じた妻は、夫を理解者だと感じて安心し、不機嫌になる日が減ることでしょう。
妻を一番に優先する
いつでも妻を一番に思っていて優先しているということを伝えましょう。
理解してもらえないと孤独に感じていることから、不機嫌に振る舞ってしまうこともよくあるため妻を優先することで解消する可能性があります。
優先するといっても、比較対象のイメージが湧かない人もいることでしょう。
具体的には、
当然、生きていればさまざまなことがあるため、妻を優先できない場合もあるでしょう。
しかし、日頃から「妻が一番大切だ」という姿勢を見せておけば、優先できない事情も汲みとってもらいやすくなります。
たとえば嫁姑がなにかで揉めたとき、まずは妻の味方をしましょう。
子どもがなにかしたいと言っているとき、すぐに対応するのではなく妻の意見を尊重しましょう。
子どもより妻を優先することは難しいと考える人もいるかもしれません。
でも、実は子どもより妻を優先することは、子どもにとってもよい影響があるのです。
夫婦仲が良好でない家庭で育った子どもは、ピリついた空気を敏感に感じ取り、親の顔色をうかがいのびのびと成長できません。
それだけでなく、結婚に期待できなくなり、パートナーを大切にする方法がわからなくなる可能性もあります。
妻を一番に優先していれば、妻は愛されている安心感から不機嫌になることが減り、子どもはすくすくと成長でき、よいこと尽くしになるのです。
妻の不機嫌が限界になるとどうなる?
妻の不機嫌が限界を超えると、最悪離婚に発展する可能性があります。
会話が減ったまま、不満だけはどんどん募っていきます。
そのまま放っておくと、
最悪の場合は離婚。
離婚に至らなくても家庭内別居や、仮面夫婦になってしまうでしょう。
そうなれば、大切な子どもとも離れて暮らすことになってしまいます。
離婚には至らなかったとしても、疲れて帰る自宅の空気が悪く、気を遣って生活しなければいけないのは避けたいですよね。
妻が不機嫌でめんどくさい!まとめ
妻が不機嫌な理由は大きく分けて3つ。
【夫が原因」の場合や【夫以外のストレスが原因】の場合、【ホルモンバランスの乱れが原因】の場合があります。
女性はストレスを蓄積するケースが多く、「察して欲しい」「共感して欲しい」と感じる生き物です。
そのため、夫が妻の不機嫌を理解できないパターンは多いです。
妻の不機嫌な理由を理解して夫が、共感したり寄り添ったりすることで不機嫌が解消されます。
妻の不機嫌がときどきならまだしも、ひんぱんになると夫もめんどくさいと感じストレスになりますよね。
どんな理由で不機嫌になっているのか理解して寄り添い、穏やかで仲の良い夫婦関係を取り戻せることを期待しています。
そんな妻の状況や思考回路までわからないよ!