夫が好きすぎるのは大丈夫?
「夫のことが好きすぎる…」「夫の近くにいたい」
など、夫のことがいつも頭にある
- どのように夫と接すれば良いの?
- 夫に嫌われないかな?
- 良いコミュニケーションの方方法を知りたい
など、夫のことが好きすぎる方(女性)へ
この記事は、夫のことが好きすぎると感じ、夫との仲を円満にしたいと思っている女性向けの記事です。
最後まで読んでもらえれば、
上手な夫との「接し方」「行動」「考え方」が理解できるようになります。
もくじ
夫のことが好きすぎる女性の心理とは?
結婚して生活を共にするうちに、男女どちらも恋愛期間のような熱い恋心はなくなり、家族としての愛情を持つケースや、パートナーへの興味が薄れるケースが大半に思えます。
しかし、中には結婚後も変わらず夫に愛をそそぎ、結婚前も結婚後も気持ちに変化がないという方もいらっしゃいます。
「夫をずっと変わらず大好きでいられるなんてうらやましい!」といった声が聞こえてきそうですが、実は夫が好きすぎて困ったことに…というケースもあるのです。
そういう私も一般的な夫婦に比べると、夫への愛が大きすぎるタイプです。
もっと言えば交際前から強い憧れや尊敬の念を持っていて、一緒にいられることを奇跡のように感じているのでしょう。
その大好きな夫と結婚ができたわけですから、飼い主へ絶大な信頼と愛情を向ける愛犬のような感情を持ちます。
自分の時間をすべて費やしたいと感じ、なるべく一緒に過ごしたい、できることはすべてやってあげたいと感じ、ときに行きすぎた愛情表現をしてしまうのです。
行きすぎた愛情表現の解決法がわからず迷ってしまうこともあるでしょう。
夫のことが大好きな妻達の特徴と行動
ここでは夫のことが好きすぎる妻たちの特徴や行動を紹介していきます。
好きすぎて困っている…という女性は、いくつ当てはまっているかチェックしてみてくださいね。
小綺麗にしている
夫が大好きだ!という女性の多くは、美意識が高く常に小綺麗にしています。
大好きな夫に愛されていたい、自分を見て欲しいという感情があるため、なるべく綺麗でいようと考えます。
ジムに通いスタイル維持に励んだり、家の中でも化粧をし綺麗な格好をしていたり、夫にどう見られるのかを大切にします。
夫が好きすぎることから、常に小綺麗にしているのです。
1人でできないことが多い
少しネガティブに聞こえますが、夫が好きすぎる女性は1人でできないことが多い傾向にあります。
1人でできないこと、できないと決めつけていることが起こるたび、夫へ頼るようになります。
結果、
「彼は頼りになる」
「彼がいないと困る」
と感じるように…。
実際に私も夫がなんでも助けてくれるから…と甘えて、自分でやらないことが多いです。
たとえば、米や飲料など重い荷物の買い物や電子機器の設定。
自分でできないわけではないのですが、少し苦労するだろうということは、頼りになる夫にお願いしてしまいます。
最初はお願いするという気持ちであっても、だんだんと夫がいなければできないと思っている部分があるのも事実です。
1人でできないことが多く夫に頼る機会が多い女性は、夫への気持ちが大きいケースが多いと言えるでしょう。
愛情表現を惜しまない
夫のことが大好きな女性は、惜しみなく愛情表現をします。
心から一緒にいられることが嬉しい、彼が愛おしいと感じているため、愛情を隠せません。
言葉にして毎日大好きだと伝えたり、愛情たっぷりの料理を振る舞ったり、人によって表現方法はさまざまです。
夫のために…と綺麗でいようと心掛けることも一種の愛情表現だと言えるでしょう。
スキンシップが多め
スキンシップが多いことも夫が好きすぎる妻の特徴です。
同じ家の中にいてもなるべく同じ部屋でなるべく近くにいようとします。
その結果、スキンシップも増えていくのでしょう。
私の場合は、夫から仕事から帰宅し家事が落ち着くと、座るところはたくさんあるにもかかわらず夫の横に座ってしまいます。
別々にスマホやテレビを見ていたとしても、近くにいたいと行動するのです。
そして、就寝時間も合わせ毎日夫と同じベッドで寝ることを大切にしています。
夫が近くにいてどこか触れ合っていることに幸せを感じるのです。
夫を好きすぎる妻は、無意識のうちに夫の側に行き、スキンシップを取りたがることが多いと言えるでしょう。
夫と過ごす時間を大切にする
夫のことが大好きな女性は、なによりも夫との時間を大切にします。
仕事で日中一緒にいられないとき以外は、なるべく夫と過ごしたいと考えるのです。
好きすぎるがゆえに一緒にいないときは相手の行動が気になってしまいます。
たとえば、夫の休みにはほかの人との予定を入れず予定を空けておく…など。
夫との時間を最優先し予定を立てるのも、夫が大好きな女性の特徴です。
ひんぱんに連絡を取りたがる
夫が好きすぎる女性の中には、ひんぱんに連絡を取りたがるタイプも。
多くの夫婦は、仕事へ出かけている日中や友人と遊びに出ているときには、それぞれの時間を過ごし必要以上に連絡を取り合うことはないでしょう。
しかし、夫のことが好きすぎる女性は、いつも夫の行動が気になり、自分は夫中心の時間軸で行動するため、連絡の頻度が上がります。
実際に私の知人では、四六時中連絡を取り合う夫婦がいます。
知人と一緒に出かけていたとき、彼女の夫は仕事中にもかかわらず、何度も電話をかけてきました。
用事も急いだ内容のものではなく、
「友人があなたのこと面白いって」
などいつでも話せる内容です。
夫の近くにいる同僚や友人からは「ひんぱんに嫁から電話が鳴る人だな」と思われていることでしょう。
このように夫のことが好きすぎる女性は、必要以上に連絡を取りたがる傾向にあります。
1人の時間が苦手
夫のことが好きすぎる女性は、だんだんと1人の時間をうまく過ごせないようになることがあります。
夫へ依存していない女性は、夫が友人と遊びに出かけるとなれば、自分も友人と過ごしたり普段できていない用事を済ませたり、1人でも時間を有効に使い活動できるでしょう。
しかし、夫を好きすぎるがゆえに依存してしまっている女性は、夫の帰宅を待つばかりでソワソワしてしまい時間を有効活用できません。
1人の時間が苦手なのも夫のことが好きすぎる女性の特徴だと言えるでしょう。
家事に対して熱心
夫のことが好きすぎる女性は家事に熱心な傾向にあります。
夫の好物を食卓に並べる、健康を考慮した食事を提供する、夫が安らげる家になるようきれいにしておくなど、どれも夫のためが前提にあるのでしょう。
夫のために何かしたい、尽くしたいという気持ちから、家事に熱心になることがあります。
夫を尊敬している
夫を尊敬しているという点も、夫のことが好きすぎる女性の特徴だと言えるでしょう。
そもそも夫の尊敬できる部分が、夫のことが好きすぎることと直接的に関係しています。
考え方であったり、何かに打ち込む姿であったり、他者と比較して素晴らしい人だと考えているのです。
私の場合、対人関係があまり得意ではありません。
会社で同僚や上司とうまく行かず悩んだとき、愚痴を漏らすばかりで解決方法にたどり着けないことが多々。
しかし、夫は対人関係がとても得意。
相手に嫌な思いをさせずに問題を解決します。
そういった姿をとても尊敬していて、普段からアドバイスをもらうようにしています。
私のように夫を尊敬していることから、夫のことが好きすぎるという状態になったという方も多いのではないでしょうか?
妻が夫を好きすぎることで起きるメリットとデメリット
夫のことが好きすぎること自体は悪いことではありません。
しかし妻の行動によっては、夫の負担になったり人間関係の亀裂につながったり…とよくないケースがあるのも事実です。
ここでは夫のことが好きすぎることで起こるメリットとデメリットを紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
好きすぎるメリット
まずは好きすぎることで起こるメリットです。
一途
夫のことが好きすぎる女性は、当然一途です。
気の多い女性を妻に持つ男性は常に浮気の心配がつきまといますが、あなたの夫はそういった不要な心配はせずに済むでしょう。
不仲な両親のもとで育つ子どもは親の顔色をうかがったり、気を遣ったりしますが、夫のことが好きすぎる女性のもとで育つ子どもはすくすくと成長できます。
そういった2つの意味で、夫のことが好きすぎる女性の一途な面はメリットだといえるでしょう。
料理上手になる場合がある
夫のことが好きすぎることで起こるメリットとして、妻が料理上手になる場合があります。
人によっては料理教室に通うなど、時間とお金をかけて努力するケースも。
夫のために…と始めた行動で、妻が料理上手になるメリットも考えられますよ。
家庭内の雰囲気がよい
夫のことが好きすぎることで起こるメリットとして、家庭内の雰囲気がよいことも挙げられます。
私が幼いころは両親が不仲だったため、家庭内の雰囲気は最悪でした。
両親が仲のいい友人の家に遊びに行くと、会話が飛び交い家中の空気が明るかったことを覚えています。
子どもがいる場合にはなおさら、夫への愛が家庭内の雰囲気につながるメリットがあります。
努力が苦にならない
夫のことが好きすぎて夫のために…と行動する女性は、努力が苦になりません。
自分のために料理をしたり、勉強をしたりするのは、誰しも面倒でつらいもの。
しかし、夫の喜ぶ顔が見たい、夫のためになると信じて努力するならば話は別です。
好きすぎるデメリット
次に夫のことが好きすぎることで起こるデメリットを紹介していきます。
友人と疎遠になりがち
夫をなによりも優先してしまう傾向にある女性は、友人や離れて暮らす家族と疎遠になりがち。
家族の場合は多少会わなくても縁が切れてしまうまでの事態にはいたりません。
たとえば、友人との約束よりも夫を優先したり、話題が夫の話ばかりだったり。
いつも友人の誘いを断り、夫が出かけているときだけ誘ってくるような場合には、
「都合よく扱われている」
と誤解をまねいてしまってもおかしくありません。
夫を優先しすぎると友人との関係に影響してしまうでしょう。
夫中心で生活してしまう
夫が生活の中心になり、自分の意志がない生活になってしまう場合があります。
いつも夫の意見頼りなので1人で物事を決められなかったり、自分の予定を後回しにしてしまったりするでしょう。
私の夫は帰宅時間がバラバラで早いときにはお昼過ぎに帰宅することも。
私自身が会社にいても
「せっかく夫が早く帰っているから帰りたい」
と感じ、残業を断るケースがひんぱんにありました。
自分の仕事は自分の責任でこなさなければならないのに、社会人としてよろしくないことですよね。
そういったことが続くと夫中心になりすぎて、周囲からの評価が下がったり、自分自身を大切にできなかったり弊害が起きるでしょう。
夫を束縛してしまう
夫を過度に束縛してしまう恐れもあります。
「好きで気になるから…」
と夫の行動をすべて把握したい、自分との時間を優先して欲しい、と言ったように悪気なく夫の行動を制限してしまいます。
好きすぎるがゆえに束縛してしまうことがないようにしましょう。
夫の仕事を邪魔してしまうことも
ここまでの行動を含めて、夫の仕事を邪魔してしまう可能性があります。
夫が家に仕事を持ち帰っていても話しかけてしまったり、帰り時間はいつになるかと執拗に連絡してしまったり。
そういった行動は夫の邪魔になり、迷惑をかけてしまっている可能性があります。
夫が息苦しくなる
夫のことが好きすぎるからと行動することで、大好きな夫に息苦しさを感じさせてしまうことも…。
夫のことが好きすぎる妻は、夫と一緒にいられる時間が嬉しくて、終始話しかけたり近くにいたりどこに行くにもついていったりしてしまいがちです。
たまにはゆっくり1人の時間が欲しいと思っている夫であれば、妻の行きすぎた愛に息苦しさを感じてしまうでしょう。
夫のことが大切だからこそ妻がやるべき夫婦円満になる方法
ここまで夫のことが好きすぎる女性の心理や特徴、メリットデメリットを紹介してきました。
夫のことが好きすぎるということ自体は悪いことではありません。
そんなに大好きだと思える人に出会えたことは素敵なことです。
しかし、好きすぎるがゆえに夫を困らせてしまったり、周りに迷惑をかけたり、自分が自立できなくなるのは避けたいことですよね。
ここでは、夫のことが大切だからこそやるべき行動を紹介していきます。
それぞれ見ていきましょう。
仕事を始める
現状仕事をしていなくて、ほとんど家族としか関わり合いがないという方が、仕事を始めるという方法は有効です。
仕事を始めて社会とのつながりを持つと、他人と関わる時間が増えます。
夫以外の人と会話をする機会が増えると、多様な考え方を受け入れられたり、家族以外のことを考える時間が増えたりするでしょう。
これまで夫の仕事中も関係なく連絡を取り合いたいと考えていた女性も、自分が働いている間は連絡できなくなったり、
職場での人間関係に意識を持って行かれたりすると、自然に夫へ注ぎすぎていた時間が減っていくでしょう。
仕事を始めることで家庭もうるおい、夫とは別の1人の人間として自立できるため、夫を好きすぎると悩んでいる場合には仕事を始めてみましょう。
友人や家族を大切にする
友人や離れて暮らす家族を大切にしましょう。
夫のことが好きすぎる女性は、優先的に夫との時間を確保します。
それが友人や離れて暮らす家族との時間を奪っているケースがあります。
友人や離れて暮らす家族を大切にできないと、あなたを取り囲む環境は夫だけになり余計に夫へ執着することになります。
友人や離れて暮らす家族と過ごす時間を意識的に作り、きちんと向き合うことで、視野が広がり考え方も柔軟になるでしょう。
結果的に夫へ執着する気持ちも減り、夫自身も1人の時間を確保でき、夫婦円満につながることでしょう。
自分の趣味を見つける
夫のことが好きすぎる女性は、自分の趣味を見つけることが重要です。
自分の趣味を持つと、趣味に費やすための1人の時間ができたり、趣味つながりの友人ができたりするでしょう。
また、1人の人間として何かに熱中して努力する行動は、自分を高めることにもつながるでしょう。
私の友人は専業主婦で夫のことが大好きです。
しかし、夫のことを大切にしつつ、彼女自身も充実した生活を送っています。
友人はパン教室やお花、英語などさまざまな習い事をしていて、友人も多く外へ出かけることが多い日々を送っています。
習ったパンを休日に夫に焼いてあげたり、家を花で彩ったり、経験を活かして家庭を円滑にするのが上手です。
習い事で友人関係も広げているため、夫の友人関係や趣味に使う時間にも理解が深く、良好な夫婦関係を築いていますよ。
自分の趣味を探し知見を深めることで、夫のことが好きすぎることからくる問題を回避できるでしょう。
「やってあげている」と思わない
あなたが夫のためにやっている行動を「やってあげている」と思わないように気を付けましょう。
夫のことが好きすぎる女性はついつい、必要以上に夫の世話を焼き、夫が喜ぶことをしようとします。
「私はこんなにやってあげている」と傲慢にならないようにしましょう。
「与えている」という意識があると、知らず知らずのうちに見返りを求めてしまいます。
同じように愛情表現をしない夫にたいして不安を感じたり、夫にも自分のために時間や労力を割いてほしいと感じたりしてしまうことが出てきます。
私には夫の友人で苦手な人がいます。
その友人が家に来るときや、みんなで集まると言われたときは、気分が憂鬱です。
夫のために…と思い、笑顔で参加することが続いていました。
しかし、夫の友人は私に夫の悪口を言ったり、私自身を過剰にけなしたり、嫌な思いをさせられることが多いのです。
ある日、苦手な友人を含む数人で集まることがあり、帰宅してから夫に
「苦手なのに頑張ってるからもっと褒めて欲しい」
と伝えました。
すると夫は、
「そんなに嫌な気持ちだとは知らなかったし無理に参加して欲しいとも思っていない。」
と言うのです。
たしかに夫に意見を求めることなく、私の意志で「夫のために我慢」と思っていただけで、夫に頼まれたことではなかったとハッとしました。
無意識のうちに、「やってあげている」と押し付けていたのだと反省しました。
夫に何かするのは自分の意志だということを忘れずに、「やってあげている」と思わないようにしましょう。
そうすると、夫婦関係はより良好なものになります。
旦那を信頼する
夫婦関係を円滑にするために、一番重要なのは「夫を信頼すること」です。
夫を信頼していれば四六時中連絡を取らなくても、帰ってくると安心して待てるはずです。
夫が友人と出かけたり会社の飲み会に参加したりしても、事細かに
「誰と?」
「どこで?」
「何時に帰ってくる?」
などと質問攻めをする必要もないはず。
離れている時間は自分のために使い、夫の行動を信頼しましょう。
夫が好きすぎる妻の特徴まとめ
夫のことが好きすぎること自体は悪いことではありません。
自分の感情とうまく付き合いコントロールすれば、夫婦円満につながりあなた自身の成長にもつながるでしょう。
その一方で、方法を間違えてしまうと夫や周囲の人を困らせてしまう結果になることも。
あなたの行動が自分本意になってしまっていないか注意しながら、ときには改善策を取り入れつつ生活しましょう。