旦那の機嫌が悪い理由とは?
この記事で解決できる悩み
「旦那の機嫌が悪いのは自分のせい?」「旦那の機嫌を取った方が良いの?」
など、旦那の不機嫌に悩んでいる
- なぜ、旦那は不機嫌?
- 旦那の機嫌をとるには?
- 旦那の機嫌を取るとはどういう意味なのか?
など、旦那の機嫌を直したいと悩んでいる方へ
この記事は、旦那の不機嫌が辛くて機嫌よくしてほしいと思っている方向けの記事です。
最後まで読んでもらえれば、
旦那の不機嫌の上手な「接し方」「行動」「考え方」が理解できるようになります。
もくじ
旦那の機嫌が悪いのは自分のせい?旦那自身?妻のせい?
毎日顔を合わせ共に生活を送る旦那さんが、ひんぱんに機嫌を悪くしたり、長い期間機嫌が悪い状態が続いたりすると、妻である自分にも非があるのか?と考えることもあるでしょう。
旦那さんの機嫌が悪いのには、旦那自身の問題であるケースと妻が機嫌の悪さを助長しているケース、もしくはどちらの理由も該当するケースがあります。
それぞれ見ていきましょう。
旦那自身の問題
基本的には、旦那の機嫌が悪いのは旦那自身の問題です。
夫や親という立場で社会に出ているにもかかわらず、自分の感情をコントロールできずに、周囲に機嫌悪く振る舞うのですから、旦那さん自身に問題があるのは当然。
会社や友人関係に置き換えて考えてみましょう。
たとえば部下のミスで仕事が忙しくなったからと言って、上司が不機嫌に振る舞い高圧的な態度を取っていると、
「考え方が子どもだな。」
「性格に難ありな人だな。」
と感じませんか?
同じトラブルが発生したとしても、機嫌に振り回されずに冷静に対処して周囲のフォローまでできる方もいますよね。
妻に責任がある
旦那の機嫌の悪さは旦那の責任だと説明しましたが、妻にも多少責任がある場合もあります。
妻があまりにも旦那さんの機嫌に捉われて行動していると、家庭全体が旦那の機嫌に左右されてしまいます。
誰しもストレスが大きいと感じているときや、体調の不調でご機嫌に振る舞えないことはあるでしょう。
その小さな機嫌の変化に妻が大げさな対応をしてしまっている場合は、妻にも責任があると言えます。
双方に問題がある
夫婦2人の行動の積み重ねで、旦那の機嫌の悪さに拍車をかけてしまうパターンもあるでしょう。
ある程度感情をコントロールすることは、社会で生きていくために重要なことです。
しかし、夫の小さな不満や苛立ちを妻が常に気にしていれば、不機嫌に振る舞えば妻が気を遣ってくれるという構図が出来上がります。
こういった場合は、妻と夫どちらにも責任があります。
旦那の機嫌が悪い原因
そもそもどうしてあなたの夫は機嫌が悪いのでしょうか?
機嫌が悪い原因を知れば、旦那さんの機嫌が悪いときの対応や機嫌が悪くならないような対策がわかる可能性があります。
ここでよくある男性の機嫌が悪くなる原因を紹介します。
それぞれ確認してみましょう。
外でストレスを感じている
会社など、家庭の外で多大なストレスを感じていることが原因で、機嫌が悪くなっている可能性があります。
職場である程度の役職になればのしかかる責任も大きく、考えなければならないことも増えるでしょう。
ほかにも転職したてで、覚えることが多かったり、人間関係の構築で悩んでいたり、一歩社会へ踏み出せばストレスは尽きません。
また、外で頑張っているからこそストレスを吐き出す場所がなく、自宅で不機嫌に振る舞ってしまうということも考えられるでしょう。
妻に不満がある
夫が妻に不満を抱えていて、機嫌が悪い場合もあるでしょう。
極端な表現にはなってしまいますが、「嫌いな人」や「苦手な人」と過ごす時間は誰でも苦痛です。
妻のことを嫌いとまではいかなくても、不満に感じている男性はいます。
これらの積み重ねで、夫が
「言っても無駄だ。」
「どうせ伝わらない。」
と感じている場合、だんだんと機嫌が悪くなる機会が増えます。
妻への積もり積もった不満が、あなたの夫を不機嫌にしている原因の場合もあるでしょう。
わがままを聞いてもらえると思っている
不機嫌に振る舞い自分の要求が通るという成功体験をしている旦那さんであれば、機嫌悪くしていればわがままを聞いてもらえると思っているケースがあります。
妻の立場からすると迷惑な話ですが、実際にわがままを聞いてもらえるという体験の積み重ねは、本人が無意識のうちに不機嫌に振る舞う原因になりかねません。
あなたの周りの人を数人思い浮かべてみてください。
お願い事をしやすい人と頼みづらい人がいませんか?
そういったように、人は無意識のうちに選択をしています。
人によく気の遣える妻を持った男性はだんだんと傲慢になり、言葉にせずとも機嫌悪くしていれば妻が先回りしてわがままを聞いてくれると勘違いしてしまうでしょう。
気分のムラが激しい
気分の上がり下がりにムラが激しい夫は、機嫌が悪くなるタイミングがわかりづらく、機嫌が悪い状態に至る原因はない場合も。
女性はとくに、生理前や生理中・妊娠中・出産直後など、理由なく気分にムラが生じやすい生き物です。
男女関係なく人によっては、ホルモンバランスとは関係なく気分のムラが激しい方もいらっしゃいますよね。
大抵の大人は気分のムラを表に出して表現することはしませんが、自分勝手な振る舞いを周囲に許容されてきた方であれば気分次第で不機嫌に振る舞うことがあります。
機嫌が悪いのは本人の気分のムラであり、翌朝にはけろっとしている…なんてことも多いでしょう。
言葉で自己表現できない
言葉で思っていることを表現できないタイプの旦那さんは機嫌が悪いことが多い傾向にあります。
不満やストレスが溜まっている状態で、言葉にして吐き出すことができないため、相手にはなにも伝わっていないのにもかかわらず機嫌が悪くなってしまいます。
私の知人男性でも、機嫌が悪い日が多い印象の方がいます。
その方と話しているときにわかったのですが、
「不満を口にしてトラブルになるくらいなら黙って我慢する」
と考えているようです。
本人は自分が我慢していると考えているようですが、機嫌の悪さは態度に出てしまっていて、周囲は
「なぜいつも機嫌が悪いのだろう?」
と感じてしまいます。
言葉で自分の思いを表現できない方は、機嫌が悪く見えることが多いでしょう。
旦那の機嫌が悪いと感じるとき妻がやりがちな行動
旦那の機嫌が悪いと感じたとき、妻がやってしまいがちなNG行動を紹介します。
それぞれ自分がやってしまっていないかチェックしましょう。
気にしすぎている
旦那さんの機嫌を気にしすぎていませんか?
たとえば旦那にお金のことなど重要な話を持ち掛けたいと思っているとき。
必要以上に旦那さんを気にして、「機嫌悪い?」と勘違いしている可能性があります。
旦那さん自体はいつも通りなのに、あなたの気持ちの持ちようで悪く捉えてしまうことがあります。
いつも通りを意識して、旦那さんを気にしすぎないよう注意しましょう。
顔色をうかがう
必要以上に顔色をうかがうのはNGです。
もちろん夫婦であっても他人なわけですから、気配りや配慮は必要です。
人生は選択の連続です。
たとえば今日何を食べるか、どの服を着るか、など数え始めるとキリがありません。
無意識のうちに選択を迫られていることも多くそれだけ脳を動かしています。
あなたが旦那さんの顔色をうかがい、旦那さんの意志に従うことは、悪いことではありませんが場合によっては旦那さんへのプレッシャーになりかねません。
あなたが決めないことをその分、旦那さんが選択しなければならないわけですから、優柔不断な性格な方であれば負担に感じることもあるでしょう。
顔色をうかがい過ぎるのは、双方にとって精神衛生上よくないので注意しましょう。
自由に行動できなくなる
旦那の機嫌に左右され、自由に行動できなくなっていませんか?
「これをすると機嫌が悪くなるかもしれない」
「聞いてからしないと機嫌を損ねるかもしれない」
と旦那を中心に考えてしまうことで、妻が身動きが取れなくなることがあります。
旦那の機嫌に怯え、自由に行動できなくなっていくと、次第に自分では何も決められなくなったり、自分の意志がなくなり自信が持てなくなったり…。
自分の意志をしっかりと持ち、選択・行動するように努めましょう。
旦那の機嫌が悪いのを取るのは良い事ではない?!
旦那の機嫌が悪いとついつい機嫌を取って、雰囲気を良くしたいと思う方が多いのではないでしょうか?
しかし、妻が旦那の機嫌を取ることはよいことばかりとは言えません。
妻が旦那の機嫌を取ることで生じる問題を3つ紹介します・
それぞれ見ていきましょう。
機嫌の悪さが悪化する
旦那の機嫌が悪くなるたびに妻がご機嫌取りをしていると、旦那の機嫌の悪さが悪化する場合があります。
妻の配慮や優しさに気付かず、「この家庭内で自分が一番偉い」と勘違いして、勝手な態度をとってもいいと思い込んでしまうでしょう。
旦那の機嫌に振り回される妻や子どもは、余計に旦那の機嫌を気にして行動するようになり自由がなくなります。
勝手な旦那のご機嫌取りをしていると、現状をより悪化させてしまう可能性があるのです。
妻へ苛立ちを覚える
よかれと思って旦那の機嫌を取っているにもかかわらず、旦那さんがあなたへ苛立ちを感じるようになる危険性もあります。
そうでないときとは、たとえば妻がなにか贅沢をしたり、家事をお休みしたりして、罪悪感を感じているとき。
いつもよりオーバーに旦那さんの機嫌を気にして、悪くもないのに「旦那の機嫌が悪い!」と思い込んでしまうのです。
本当に機嫌が悪いときでも、妻が夫の行動にびくびくしたり過剰に気を遣ってきたりすると、神経を逆なでしてしまうことも。
あなたも過剰に気を遣う周囲の人に対してイラっとしたことがありませんか?
私の体験ですが、自分の意見がなくいつも周囲に合わせてびくびくしている方がいました。
「なに食べたい?」
と聞いても
「あなたは?」
と返ってきて、仕事について討論しているときでも人の発言に頷くばかりで意見が二転三転。
「何をそんなに怯えているの?」
とこちらが悪いことをしている気分になります。
あまりにも気を遣い過ぎると、反対に相手に不快な思いをさせてしまうことがあるでしょう。
それが機嫌が悪くないときも含めひんぱんに起こると、夫が妻の態度に苛立ってしまう原因になります。
子どもへの影響も
夫の機嫌を取ることが原因で、子どもへ悪影響を与えるケースもあるでしょう。
本来子どもは自由な思想ですくすくと成長するのがよいとされています。
しかし、いつも父親の機嫌次第で行動する母親を見ていて、父親の機嫌次第で家中の空気が一変するとなると、子どもも気を遣うようになるでしょう。
知人の話にはなりますが、旦那さんは機嫌の上がり下がりが激しい人だそうです。
その旦那さんは機嫌の悪いときには、奥さんだけでなく子供も無視して、酷いときには物に当たることもあるということ。
機嫌のよいときには子どもにあれこれと話しかけるため、子どもも毎日どう接していいのかわからなくなってしまったそうです。
思春期にそういった経験をした子どもは対人関係が苦手になり、最終的には学校へ行けなくなってしまいます。
その夫婦には子どもが2人いて、もう1人の子どもは父親を拒絶して、離婚してくれなかった母親にも恨みつらみを吐くそうです。
極端に感じるかもしれませんが、子どもの性格を形成する過程で、親との関係性は非常に重要なことです。
旦那の機嫌の悪さを放置して、機嫌取りに必死になっていては、大切な子どもへ悪影響を与える可能性があるでしょう。
「旦那の機嫌が悪い」の本当の機嫌の取り方
ここまで旦那の機嫌が悪い理由や機嫌を取るデメリットを紹介しました。
しかし、いくら旦那さん本人の問題だとしても、結婚生活を送るうえでひんぱんに不機嫌になられては困ってしまいます。
旦那が機嫌が悪いときに、妻がやるべき本当の機嫌の取り方を紹介するので、一緒に確認していきましょう。
1つずつ詳しく紹介します。
放っておく
旦那さんの機嫌が悪いときは、放っておきましょう。
機嫌が悪いからと言って、周囲に迷惑をかけるのは大人のすることではありません。
じっくり考えたり時間を置いたりすることで、自分自身で解決しなければなりません。
あなた自身も、どれだけ普段冷静に振る舞っていても機嫌が悪いときはありますよね。
そっと放っておいてもらえば、問題の解決方法を考えたり、自分のことを見つめなおしたりできるのではないでしょうか?
また、誰かに何かしてもらいたいからと不機嫌に振る舞っているわけではないのではないでしょうか?
旦那さんの機嫌が悪いなと感じたら、そっと見守り、向こうから相談してくるまで放っておきましょう。
話を聞いてあげる
旦那さんの機嫌が悪く相談してきた場合には、広い心でじっくりと話を聞いてあげましょう。
機嫌が悪い原因は、外で受けたストレスかもしれませんし、妻であるあなたに対しての不満かもしれません。
また、旦那さんから相談してきた場合以外でも、機嫌の悪い日が続いたり思い詰めているようだったり話を聞いてあげたほうがよさそうだと判断したら、あなたから話を持ちかけてもよいでしょう。
もしかすると、旦那さんはストレスの発散方法がわからず、不機嫌になってしまう自分に悩んでいるのではないでしょうか?
不機嫌でいるのは本人も楽しいはずがありません。
夫婦でうまく過ごしていくためにも、しっかり話を聞いてみてはいかがでしょうか。
楽しい雰囲気を作る
旦那さんの機嫌に左右されずに、いつでも家庭内を楽しい雰囲気にするよう心掛けてみましょう。
一般的にネガティブな方やいつも誰かの文句や愚痴を言っている方は好まれにくく、一緒にいる方まで負の連鎖に巻き込まれます。
以前、私の尊敬する方から聞いたお話ですが、ネガティブな発言は周りのエネルギーを奪い、元の空気に戻すまでに7倍のエネルギーが必要になるそうです。
7倍のエネルギーというのが何を根拠にしているのかは不明なため真偽は定かではありませんが、少なからず周りに影響してしまうという点は正しいでしょう。
反対になにごともポジティブに捉え、前向きで明るい方と過ごしていると、自分のモチベーションも上がりますよね。
私の知人でも底抜けに明るい方がいます。
その方と一緒にいると明るい気持ちになり、物事への意欲が掻き立てられることが多いです。
夫婦関係に置いても夫が機嫌の悪いことが多いと、家庭内の雰囲気が崩れ悪い循環になるでしょう。
しかし、妻が毎日明るく振る舞い楽しそうに生きていれば、夫が妻の影響を受け明るい性格へ変わっていくこともあります。
旦那の不機嫌に振り回されてつらいと感じているのであれば、まずあなたが旦那さんの機嫌に左右されずいつでも明るく楽しそうに振る舞うよう意識してみてください。
八つ当たりを受け入れない
旦那さんの機嫌の悪さから来る八つ当たりを受け入れてはいけません。
八つ当たりを受け入れていると、2つのデメリットが予測できます。
どちらのタイプにしても、今後機嫌が悪くなることはなくならず、むしろ悪化してしまう可能性さえあります。
私の場合は、生理中などホルモンバランスが崩れてしまうと、旦那へ冷たく当たったり無視してしまったりすることがあります。
そうすると自分のしたことにもかかわらずひどく落ち込んでしまい、悪いことばかり考えてしまうことに…。
八つ当たりをスルーされると、反省して次からどうするべきか考え、旦那に素直に謝れます。
八つ当たりを受け入れず、本人の頭で今後どうすべきか考えさせることで、今後の改善につながるでしょう。
気がつかない振りをする
思い切って旦那さんの機嫌が悪いことに気がついていない振りをしましょう。
旦那さんが何か不満をアピールしたいと考え機嫌が悪くなっている場合には、いくら機嫌悪く振る舞っても妻が気がつかないならば、機嫌悪く振る舞う方法は意味がないと気がつくでしょう。
ほかの理由で機嫌が悪い場合でも、あまりに妻が気がつかずいつも通り接してこられるとばかばかしくなってきます。
実際に私の旦那がよく使う方法なのですが、虫の居所が悪く私がイライラしているとき、旦那のささいな行動も目につき不機嫌になることがあります。
そういったとき、旦那は明らかにいつもと違い機嫌が悪いことをわかっているのに気がつかない振りをするのです。
そうすると不満をきちんと言葉にして伝えるか、楽しそうな旦那を見てなんだかばかばかしくなってくるかのどちらか。
旦那の機嫌の悪さに気がついていない振りをするのも、不機嫌解消につながる有効な手段ですよ。
きちんと注意する
旦那の機嫌の悪さを指摘して、きちんと注意しましょう。
旦那の機嫌が悪いことで、子どもが気を遣っていたり、予定が狂ったりと弊害が出ている場合は妻であるあなたが注意しなければいけません。
旦那さんはとにかくむしゃくしゃして、発散方法がわからず、機嫌の悪さを隠すことなく振る舞っています。
喧嘩腰に怒鳴ったり怒ったりするのではなく、
「少し話せる?あなたの行動でいま何が起きているかわかる?」
と諭しましょう。
旦那さんを落ち着かせて、客観的に状況を把握させることで、状況を打破できる可能性があります。
旦那の機嫌が悪いのは自分のせい?まとめ
あなたの旦那さんの機嫌が悪いのは、精神的に成長しきれていない本人の問題です。
もちろん夫婦で歩み寄らなければいけない部分はありますが、「自分のせいだ。」と悲観的になる必要はありません。
旦那さんの機嫌が悪くなる現状の悪化を促すような行動をしていないか見つめなおしてみましょう。
そのうえで、旦那さんの機嫌が悪くなったときにすべき行動を確認し行動してみてください。
旦那さんの不機嫌が減り、あなたが生き生きと生活を送れることを願っています。