「夫・妻に信用してもらえない!」
「信頼を取り戻す方法を知りたい!」
など、夫婦の間に溝がありどうしても夫・妻の信頼を取り戻したいと思う方向けの記事です。
実は、夫婦の信頼関係を取り戻すのに必要なキーワードはたった一つ。
それは【コミュニケーション方法を変える】
しかし、【コミュニケーション方法を変える】を実践し、夫婦の信頼関係を取り戻し、夫婦仲が改善されたのです。
もし、あなたが現在夫婦関係がよくない状態で辛い気持ちになっているのなら、この記事を読み進めてください。
夫婦の「信用」から「信頼」の取り戻し方が具体的にわかるようになります。
そして、今の壊れた夫婦の関係性が改善され、夫・妻の信頼回復が出来るはずです。
もくじ
1度失った信頼は取り戻せない?夫婦のコミュニケーションを変える
夫婦の絆が崩れてしまう原因はさまざま
たとえば
- 浮気などの裏切り行為
- 日々の言動
- 夫婦喧嘩の延長
- お互いのすれ違い
- 環境などのストレス
と、100組の夫婦がいたら100通りとあります。
その為夫婦仲を修復するのも100通りあって、困難を極めると考えがち。
でも、それは勘違いです。
夫婦仲を修復するのに必要な9割のことはコミュニケーションからということに気が付かなければなりません。
昔は、「何も言わなくても夫婦は通じ合う」なんてことが言われていましたが、現実はそうではないのです。
何が重要か?
それは【夫婦のコミュニケーション】なのです。
コミュニケーションを変えなければいけない理由
今、夫婦の仲がぎくしゃくしているということは、現在までのコミュニケーション方法が間違っていたということ
「そんなことはない!」
「うちは、毎日話をしていたけど!」
と思うかもしれません。
でも、苦しいですが一度今起きている現実を受け止めなければ先に進めないのです。
そして、新しく夫婦に必要なコミュニケーション方法を学ぶという意識が重要なことに気が付いてください。
夫・妻の「信用」を取り戻す為の3つのプロセス:ステップ1
「信用」と「信頼」は似ていますが、少し意味合いが違います。
「信用」は過去の評価が大きく、過去に何か問題があったから信用できなくなっているということ。
「信頼」は未来に向けた考え方で、信じて頼るという意味があります。
ですが、過去は変えられません。
「信用」を取り戻すには、「未来から見たときに認められる」行動をすることで回復します。
つまり、現在の行動を正して信用を取り戻し、将来的に「信頼」してもらえる関係になるということ。
そのためには、はじめに「信用」を取り戻す3つのプロセスを知っておく必要があります。
1、最初に信用を無くした原因を考える
例えば、すでに夫婦の関係がギクシャクしているという悩みを抱えている場合。
まず「いつから?」「なぜ?」ギクシャクした関係になったのか原因追求をしなければなりません。
夫婦の間に何がおこっているのか?
その問題をどのように解決していけばいいのかをちゃんと考える。
ただ、夫婦関係が悪化している場合、問題意識がずれている可能性があります。
問題意識がずれていると、
「夫婦喧嘩が絶えず起こったり」
「仲直りをしてもまたすぐに喧嘩を繰り返す」
「仲直りがなかなかできない」
「時間がかかる」
という問題が発生します。
自分にとっては、喧嘩をするような大きな問題でもないのに、相手はなぜ気分を害するのか?
そのズレが夫婦関係悪化の根本的な原因なのです。
原因を追究するというのは、何も自分のものさしだけで考えると言うことではありません。
必ず夫・妻の立場になって、相手ならどのように感じ、どのように改善して欲しいと願っているのかを考えることが重要。
そうしないと、いつまでも問題意識がかみ合わず、夫婦の関係を修復できないのです。
2、自分に非がある前提で考える
自分に非があり相手に悪いことをしてしまったのなら、当然ですが謝ります。
しかし、相手側に非がある場合にこそ気を付けなければいけない!
相手に非があるのだからといってそれを当然のように責め続けるとドツボにハマリます。
なぜなら夫婦の関係を悪化させる原因を作ってしまったのは、双方に問題があったからなのに。
ですから、相手の非ばかりを責めるのではなく、まずは、自分の非を悔い改め相手に対し、謝るという姿勢を見せることが「信用回復」のポイントです。
謝るという行動をとることは、とても勇気が必要です。
しかし本気で、信用回復をしたいと思うのであれば、相手に対する謝罪の気持ちを伝えるようにしましょう。
3、冷静な話し合い方を考える
自分の非を認め、相手に対し謝罪の気持ちを伝えることができれば、次に現実から目をそらさず、冷静に話し合いを行うようにしましょう。
相手が感情的になったとしても、すべての気持ちを受け止め、冷静に対応することが話し合いのコツ。
いくらでも時間をかけていいのです。
とにかく相手の気持ちを理解し、自分の伝えたいことを誠意をもって伝える、そして互いが納得するまで話し合いをするということが必要。
夫婦の関係が破綻してしまったのは、話し合う(コミュニケーション)という環境や姿勢がかけていたから。
実は、しっかりとした話し合いの場を設けていれば、案外にすんなりと問題を解決できることも多いのです。
夫婦の関係を修復し、元の状態に戻したいのであれば、相手が何を考え、何を思い、どう感じているのかをすべて受け止める。
その上で、自分の気持ちを丁寧に分かりやすく、伝える努力をしてください。
夫婦の「信頼」関係を取り戻すためにやる3つの事:ステップ2
「信用」を無くしてしまった原因が分かったのなら、次は「信頼」を取り戻すために行動を起こします。
信頼関係を取り戻すためには次の3つの行動が必要。
信頼回復するためには、相手に非を求めるのではなく、自分自身の非を見つけ、それをあたらめる事が第一歩なのです。
相手の気持ちを動かしたいのであれば、自分自身を変え、そして相手の気持ちをすべて受け入れるといった準備が必要です。
1、感謝の気持ちを言葉にする
当たり前のようですが、実は多くの夫婦が感謝の気持ちを伝えるという行動をおろそかにしています。
きっと子どもには、「感謝の気持を忘れてはいけない」と教育しているはずなのに。
そこには、夫婦という形で結ばれているからこそ怠惰な安心感があるのではないでしょうか。
つまり、夫婦であるからこそ
「言葉にしなくてもきっと分かっているだろう」
「夫婦だからこそ何も言わなくても察するべき」
そう考えているのは、夫婦という形に甘えている怠惰な気持ちなのです。
夫婦だからといって、手を抜いてはいけません。
些細なことでもいいのです、ちゃんと「ありがとう」の言葉を言い合える夫婦であり続けましょう。
2、夫婦が互いを認め、互いを尊重する
「そうじゃないんだってば」
「だからあなたは・・・」
こんな言葉口癖になっていませんか?
自分のことを認めてもらいたい、思いやってもらいたいのであれば、まず相手のことを認め、尊重する態度をしめさなければいけません。
長く夫婦をやっているとなぜか、相手の意見を真っ先に否定する傾向になります。
まずは相手の意見をきちんと認めてあげる
そんな姿勢は、夫婦円満を持続させるためにも必要不可欠なのです。
逆に
「互いのことを何一つ認められない」
「互いを尊重しあえない」
「思いやれない」
そんな夫婦は、離婚の危機を迎えることになりかねないのです。
3、夫婦のコミュニケーションを意識する
「残業続きで」「忙しくて」という理由で、まったく会話をする時間がない。
「子育てに忙しく」「夫婦でゆっくり会話している暇なんてない」
など、いろいろな理由をつけて会話が少なくなっているってことありますよね。
それで本当に大丈夫なのでしょうか?
いや、大丈夫じゃありません。
普段からコミュニケーションが少ない夫婦は、何をするにしてもうまくいきません。
逆にコミュニケーションをとれている夫婦は、いつまでも仲がよく、笑い声の絶えない夫婦は、喧嘩をしてもすぐに仲直りができるのです。
なぜなら、二人の間には、常に会話というコミュニケーションが存在しているから
例えば、悪い状況に直面しても互いの気持を素直に言い合える。
そんな関係が日ごろから築きあげられているからです。
現在いろいろな理由で会話が減っているという夫婦は、次第に本心を言い合える関係から遠ざかり、
喧嘩などちょっとした壁にぶつかったとき、どのように対処したらいいのか分からない状況になるのです。
特に夫婦を長く続ければ続けるほど会話というコミュニケーションは少なくなっていく傾向があります。
離婚の危機を回避し、いつまでも夫婦円満でいつづけるためにも、意識して夫婦の会話を取ることが重要なのです。
夫婦喧嘩後のコミュニケーション
夫婦喧嘩というのは、どんな家庭でも日常的に発生するものです。
夫婦である以上、意見が食い違うのは自然なことです。
ただ、喧嘩をした後に、一切それを改善しようと努力しない、相手とのコミュニケーションを拒むというのは、絶対によくありません。
夫婦喧嘩は当たり前ですが、その後歩み寄る努力をすることも夫婦としては当たり前のことなのです。
それを可能とするものは、コミュニケーション以外何もありません。
つまらないプライドによってこれ以上溝を深くするようなことはあってはならないこと
夫婦の信頼関係を築くためには、とにかく夫婦としてのコミュニケーションを図る必要があるのです。
夫婦関係の信頼を取り戻すコミュニケーション意識:ステップ3
最後に、夫婦の信頼関係はコミュニケーションによって保てるということを意識してください。
普段の会話でコミュニケーション方法なんて意識していないのが普通。
だから、”意識”をしっかりしておくだけで180度夫婦関係が変わるのです。
夫婦だからこそ気を使ったコミュニケーションが必要
「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがありますが、それは親しい仲ほど礼儀が必要だということ。
これが実は、夫婦の間でも当てはまります。
しかし、家族や夫婦など毎日顔を会わせていると、身近な存在になりついつい甘えて油断してしまいます。
また、「100%の自分を受け入れてもらいたい!」という気持ちが、夫婦のコミュニケーションを疎かにしてしまいます。
夫婦だからこそ
これから何十年も付き合っていく人だからこそ、しっかりコミュニケーションを取る必要があるのです。
夫婦の信頼はコミュニケーションで作れる
夫婦といってもそれぞれには、「感情」があり、「考え」があり、「主張」があります。
夫婦になったとはいえ、それぞれの個性をもった人間です。
つまり、お互いに個性や性格を理解していく必要があるのです。
そのためには、夫婦間でコミュニケーションをしているかどうかです。
夫婦とはご近所や職場関係を築き上げるよりもハードなコミュニケーションが必要だと意識しておきましょう。
「きちんと伝える」夫婦の信頼関係
日本人は外国人のように、コミュニケーションに長けているというわけではありません。
世界中から見ても、日本人、特に日本人の男性は、コミュニケーション能力が劣っているとも言われています。
「言葉にしなくても、夫婦ならちゃんと理解してくれるだろう。」
という甘えや照れが当たり前のように存在しているため、感覚や勘でコミュニケーションをとっています。
しかし、その「感覚」や「勘」がいつも正しいとは限りません。
むしろ誤ったコミュニケーションの方が多い!
テレビドラマの話や、友人同僚の話を聞いても「あいつ、全然わかっていない!」ということがよくありますよね。
それは、日本人のほとんどがコミュニケーションを学んでいないから
小さい頃に自然と覚えたコミュニケーションをイチイチ意識していないのが現状です。
だからこそ、正しく人の心理を理解しコミュニケーションをとることが重要となってきます。
コミュニケーションが夫婦の信頼関係を築いていく
つまりそういうことです。
夫婦のコミュニケーションって具体的に何したらよいの?
ここまで夫婦のコミュニケーションが大切だということについて話してきました。
でも、具体的にどう行動したらよい?
自分のパターンではどうすべき?
コミュニケーションしても反応がいまいち・・・。
など、実際の現場ではうまくいかないことも多い
夫婦関係を上手く修復するためのコミュニケーションは次の記事でご紹介します。
⇒冷めた夫・妻と仲良くしたいを2週間で改善!3年かけて理解した本質