旦那とのスキンシップがない理由とは?
「旦那がスキンシップをしない…」「旦那とスキンシップしたい!」
など、旦那とのスキンシップがうまく行かない
- どのように話し合えば良いの?
- 旦那とのスキンシップの取り方は?
- 旦那がスキンシップしたくない時の対処法は?
など、旦那とのスキンシップに悩んでいる方(女性)へ
この記事は、旦那と上手にスキンシップをとりたいと思っている女性向けの記事です。
最後まで読んでもらえれば、旦那がスキンシップをしない理由がわかり、
旦那と良い関係を築くための「接し方」「行動」「考え方」が理解できるようになります。
もくじ
旦那とスキンシップがない原因
旦那とのスキンシップがなくなった原因は、大きく3つにわけられます。
それぞれの立場で考えてみましょう。
家庭環境の変化が原因の場合
まず家庭の状況が変わることによってスキンシップが減ったケースはコチラ。
生活リズム・物理的な距離や季節・気持ちの変化が関係していることが多いですよ。
①生活リズムが変わった
時間だけでなく、心に余裕がもてないとスキンシップは減っていきます。
仕事の影響は大きく、どちらかが繁忙期で忙しいと会話する時間すらとれない時も。
また、小さなお子さんがいる場合はお世話が第一で、スキンシップどころではありません。
生活に変化があった場合は、まず暮らしに慣れることを優先するのがいいでしょう。
②物理的な距離ができた
触れ合うためには、夫婦が同じ空間にいることが必要です。
我が家の旦那はゲーマーなので、好きなシリーズの発売直後は1日中ゲーム部屋へGO。
同じ家にいるはずなのにほとんど顔をあわせない悲しい時期がありました。
また、お互いの距離感には季節も関係することがあります。
暑い時期にベタベタくっつくのは避けたいですし、寒いときはいつもより体温を感じたいものですよね。
夏にスキンシップをはかりたい場合は、涼しい空間で距離を縮めるのがよいでしょう。
ご家庭であればエアコンの設定温度を低めにしておくのもオススメです。
③付き合いの長さによる気持ちの変化
結婚生活も何年、何十年と過ごしてくると、次のような気持ちが芽生えることがあります。
こんな気持ちの変化は「照れ」となって表れ、触れ合いの障害になります。
結婚した当初はずっとくっついていたい…なんて思った日々もありましたよね。
旦那を見るときに、いつの間にか家族というフィルターがかかっていませんか?
付き合う前を思い出してドキドキするかもしれませんよ。
旦那側の変化が原因の場合
次に旦那側の気持ちが変わったことによってスキンシップが減ったケースはコチラです。
①旦那の体調が変わった
駅ですれ違うスーツを着た男性、目に見えて疲れている人がいますよね。
ご家庭の旦那さんの体調はいかがでしょうか?
体の調子が万全でないと、こちらからのスキンシップアピールに気がつかない・ノってこない可能性も。
加齢、仕事の忙しさ、睡眠不足、不安を感じているなど、不調の理由はさまざまです。
なんだか旦那の様子が違うなと感じた場合は、まず心配してあげましょう。
体調を戻すお手伝いをしてあげると信頼も生まれますよ。
②旦那がトラウマを持っている
奥さんから接触を拒否され、それがトラウマになってスキンシップしにくくなったという旦那さんもいます。
女性は妊娠ができる構造で、大きな変化に体や精神が耐えられるようになっていますよね。
一方男性は、過去・現在・未来がつながっているため環境のリセットが難しい生き物。
1度でもスキンシップを拒否されると、記憶が残り続けているわけです。
なんと女々しい…と思いたくなりますが、仕方がないのかもしれません。
怖がる旦那の心をほぐしてあげる方向に意識を変えましょう。
奥さん側の変化が原因の場合
奥さん側の変化によってスキンシップが減ったケースはコチラです。
①奥さんの容姿が変わった
ぼさぼさの髪、休日はパジャマのまま、ブラジャーも数年買い替えてないという奥様いらっしゃいませんか?
昔は「その服可愛いね」なんてデートのときに言っていたような旦那が、自分よりも携帯ばかり見ているようになったら危険信号。
夫の気持ちが下がっているため、妻に対する興味を取り戻さなくてはいけません。
②奥さんの態度が変わった
家庭の空気がピリピリしているときもスキンシップはしづらいですね。
特に妊活中や子育てと仕事の両立など、女性としての役割に負担を感じるとき、家庭は悪い雰囲気になりがちです。
お互いこんなやりとりですれ違うのではないでしょうか。
妻「私はこんなに頑張っているのに、アナタは何もわかってくれないね!?」
夫「なんで急にそんな怒ってるの?」
小さなことでも、気になったらその場で優しく旦那に伝えましょう。
日頃からの柔らかい雰囲気づくりはスキンシップをはかるのに必要不可欠です。
旦那とスキンシップがないと危険な理由
実はさまざまな効果を持っているスキンシップ。
旦那との触れ合いが減ることには、次のようなデメリットがあります。
「スキンシップがなくても別に困ってない」と考える方もいるでしょう。
しかし、問題はだんだんと表面化してくる場合が多いのです。
スキンシップが減ると何が危険なのか、詳しくご紹介しますね。
ホルモンバランスが乱れる
スキンシップによってオキシトシンというホルモンが分泌されます。
触れ合いが不足すると効果がなくなり、心のつながりが薄くなる可能性も。
オキシトシンは私たちの体にこんな影響をもたらします。
「絆ホルモン」「信頼ホルモン」「愛情ホルモン」といった別名もあるオキシトシン。
会話や接触を開始してから10分程度で分泌が始まります。
ケンカした後の仲直りに時間がかかる
夫婦はぶつかり合いと修復を繰り返しながら過ごしていくもの。
仲直りの方法として、100の言葉をかわすよりも1つのキスですむ時があります。
2人の意見をすり合わせることはもちろん大切ですが、話し合いのテーブルを離れてからもなんとなく夫婦仲がギスギスしていることがありませんか?
キスやハグなどのスキンシップはそんな心の距離を埋めてくれるのです。
「アナタに心を許したよ」という行動がないと、夫婦喧嘩の終わりも見えにくいかも。
セックスレスにつながる
体に触れ合う習慣がなくなるため、セックスレスに突入する夫婦もいます。
夜の営みはスキンシップの最終形態ですが、どのくらいの家庭がレスなのでしょうか。
30~59歳の既婚男女1,000人を対象にしたアンケート調査によると、約60%がセックスレスであると回答しました。
30代は47%、40代は59%、50代は71%と、年代が上がるほどレスが多い傾向に。
(参考:アンファー)
日本人夫婦には必ずしもあてはまるとは限りませんが、旦那とのスキンシップは円満な夫婦関係を続けていくために必須だということがわかります。
スキンシップがある旦那の特徴
スキンシップを自然とおこなう旦那には3つの共通した特徴があります。
ご自身の旦那さんに当てはまる部分はありますか?
それぞれ詳しく見ていきましょう。
奥さんへ愛情表現ができる
日頃から「愛してる」といった言葉で愛情を示すタイプの旦那は、スキンシップも積極的。
手をつないだり、肩や髪に触れることも習慣となっていますね。
海外か!と思われるでしょうが、ご自身の付き合い始めを思い出してみてください。
今より確実にイチャイチャしていたり、顔と顔が近かったのではないでしょうか。
また、夫婦で同じ趣味を楽しんでいる場合もスキンシップは増加傾向に。
どんな人間関係でも共通の話題があると盛り上がります。
例えば野球観戦の中継をながめていると、ホームランの瞬間にハイタッチしたりハグしたりする光景がよく見られますね。
何かを一緒に取り組むという経験は、相手への愛情が増す絶好の機会ですよ。
裸を見る・見られることに抵抗がない
スキンシップに抵抗がない人は、肌をさらすこともあまり恥ずかしがりません。
お風呂上りにパンツのままリビングをうろうろする旦那、いますよね。
奥さんに気を許しているからこその行動なんです。
夫婦の信頼感はスキンシップしやすい環境につながりますよ。
夜の生活に義務感を持っていない
スキンシップが好きな男性は、セックスに対してもポジティブ。
行為をとおして「奥さんは自分の味方だ」という安心感を求めています。
それとは逆で、義務に思えるような環境では体が緊張してしまうようです。
セックスを断ると気まずいため、スキンシップの段階から避けるのでしょうね。
2人の営みに抵抗がない旦那は、触れ合うことにためらいがありません。
イチャイチャしてあわよくば寝室に行きたいなと考える可愛い生き物です。
旦那がスキンシップをしてくれない時の対処法
ネットにはスキンシップを促すためのさまざまな対処法があふれています。
家庭によって触れ合いが減った原因が違うので、ただ試しても効果がない場合も。
旦那さんのタイプに合わせた具体的なステップをご紹介しますね!
全ての旦那に使える方法
スキンシップを増やしていきたいときは、少しずつ距離を縮めていくことが大切。
どんなタイプの旦那さんにも通じる、4つの方法から始めてみましょう。
①目が合っているか確認
まずは相手の目を見るところからスタート。
スキンシップが減っている状況でいきなり触れると驚かせてしまいますからね。
目線を合わせるには同じ空間にいなければなりません。
自分も旦那の顔を見て話していたか振り返るきっかけになります。
②会話をかわす
次に会話でコミュニケーションをはかります。
スキンシップに大切な信頼感を育てるには、言葉を使うのが手っ取り早いです。
ちょっとしたことでも「ありがとう」と言うだけで喜ばれますよ。
会話に慣れてきたら「お仕事は忙しい?」など相手の懐に踏み込んでみるものOK。
旦那の体調やテンションをしっかりと把握することができます。
③少しの触れ合いを開始して様子を見る
旦那と目が合うようになってきたかも、と思ったら次のステップ。
少しずつ触れ合いを始めてみます。
「ありがとう」を言う時に両肩をもんでみるなど、気軽なスキンシップをお試しで。
女性はされて嬉しく感じることも多いですが、男性は頭よしよし=子ども扱いされていると不愉快になるパターンもあるようです。
旦那の反応を見極めながら、手や顔に触れていきましょう。
④髪型をととのえたりメイクをして旦那の気を引く
イメチェンするタイミングは、ある程度心の距離が縮まってからがオススメ。
スキンシップがない旦那の場合、奥さんの容姿の変化に気づかない可能性があるからです。
美容院に行ったりお気に入りの洋服を着ると、自分の笑顔も増えますよね。
また、旦那が好きな女優やアイドルの雰囲気をまねるのも効果がありますよ。
ネットで検索するとものまねメイクの動画はたくさんあるので、教材も豊富です。
自分の顔が引き立つメイクテクニックを新たに発見できるかもしれません。
かつてスキンシップ習慣があった旦那に使える方法
スキンシップに抵抗がなさそうであれば、ステップアップした方法を試してみましょう。
①触れ合う面積を増やしていく
ソファーでテレビを見ながらもたれかかったり、すれ違うときにおしりをさわったり…。
徐々にスキンシップの段階をあげていきます。
ベタですが、耳かきも物理的な距離が縮まりますよ。
夫婦で一緒にお風呂に入る人もいるようです。
②ハグやキスを習慣化する
スキンシップが減ることのないようにハグやキスを習慣にします。
タイミングが難しいと思う奥さま、ご安心ください。
少なくともこれだけは自然な流れで触れ合うチャンスがあるのです。
アメリカの心理療法家によると、人生を生き抜くには1日4回のハグが必要だそう。
まさに回数もピッタリですね。
幼いお子さまがいるご家庭でしたら、パパと子どもが触れ合う流れにママも参加します。
夫婦でぎゅうぎゅう抱き合っていると子どもは喜びますよ。
③セクシャルなアピールを取り入れる
スキンシップが増えてきたなと感じたら、関係性のマンネリ化を防ぐことも考えます。
女性的なボディラインが強調される服などで旦那の視覚から興奮をあおりましょう。
ズボンをロールアップしたり、袖をまくるだけでもいいので手軽に始められますね。
「なんか寒そうだね」なんて旦那がうなじに触れてくるようになればしめたものです。
また、揺れる飾りのついたピアスやイヤリングをつけてみるのもいいですよ。
目線を感じたらにっこりほほえみかけるチャンス。
なぜかニコニコと機嫌がよさそうな奥さんに、旦那は興味をそそられますよ。
④旦那さんのタイプによっては直接話すのもいい
色々としかけてみても、中には全くこちらの意図が伝わらない旦那もいます。
察しないのではなく、察せないのです…こればかりは仕方ありません。
そんなタイプには思っていることを直接言うのが一番。
「今日の服、頑張ったから可愛いって言って!」と褒め言葉まで指定してみてはどうでしょうか?
欲しい反応がこなくてモヤモヤ・イライラすることもなくなりますよ。
わが家の旦那は会話中に目が合わない人なので、理由を聞いてみたことがあります。
「だって目を見て話すのが恥ずかしいから…」だそうです。
裸になるのは平気なのに、そこはダメなんだなと衝撃をうけました。
本人にしかわからないことがあるので、気になったら対話するのがいいですね。
スキンシップが苦手なタイプの旦那に使える方法
ここからは、もともとスキンシップが苦手な旦那さんに向けた解説です。
付き合って間もない頃でもベタベタしていなかったご夫婦もいると思います。
向こうからあまり距離をつめてこない場合、もしかしたら旦那さんはパーソナルスペースが広い人なのかもしれません。
自分の周囲にある縄張りのようなものです。
スキンシップが苦手なタイプの旦那さんは、この縄張りを乗り越えると警戒モードに。
いきなり距離を縮めるのではなく、次の3つの方法を試してみてください。
①自然な触れ合いを増やしていく
合コンテクニックのような異性を意識した触れ方は、スキンシップ苦手旦那にはNG。
前述の「全ての旦那に使える方法」で少しの触れ合いがOKだと判断できたら、マッサージをしてみるのはいかがでしょうか。
疲れてそうだからやってあげる!なんて口実でスキンシップをとれます。
次は私にもお願い、とおねだりすると自然な触れ合いがうまれますよ。
また、照れ屋な旦那にはお互い顔が見えないバックハグも効果的です。
洋服を選んでいる旦那の背後からギュッと抱きついて、サッと離れます。
最初は驚かれるかもしれませんが、回数を重ねて旦那が慣れてくると、抱き着いたまま一緒に服を選んだりすることも出来るようになりますよ。
一般的に男性のパーソナルスペースは前後が広く、左右が狭い傾向にあるそう。
男性は前後が広く左右が狭い楕円形
引用:彼氏サイト
マッサージやバックハグは拒否されるかも…という奥さまは、旦那と横並びするシチュエーションで軽く腕を組んでみるのはどうでしょうか。
キッチンで飲み物を入れていたり、買い物中に商品をながめているときが狙い目。
ベタっとくっつくのではなく、猫のようにスルリと絡んで旦那の腕をとりましょう。
前後からハグするよりも警戒心は低いので、意外と好きにさせてくれるかもしれませんよ。
②非日常感を利用して距離を縮める
家庭内で恥ずかしい場合は、いつもと違う状況に旦那を連れ出します。
スキンシップにつながりやすいデートスポットはコチラ。
家から一緒に出かけるのではなく、待ち合わせするのもいいですね。
スキンシップにこだわりすぎず、楽しい1日を夫婦で過ごすことを心がけましょう。
相手を好きだなと思う気持ちこそが、自然な触れ合いにつながります。
③しっかりと手をつないでみる
スキンシップが苦手なタイプの旦那に対しては、ゴール設定を低くするのもポイント。
手をつくしても報われないとき、悲しみが旦那への怒りに変わってしまいます。
例えば、手をつないでも振りほどかれないことを目標にします。
前述のお出かけのときでもかまいません。
いつも子どもと手をつないでいるなら、空いている方で旦那の手を握ってみましょう。
面白いリアクションがみれるかもしれませんよ。
理由を聞かれたら「なんだか手をつなぎたい気分だった」と言ってみてください。
大体はこれで追及されることなく、まんざらでもない表情をされます。
触れ合いが増えてきたら「スキンシップ習慣があった旦那に使える方法」もぜひ試してくださいね。
旦那とのスキンシップがない!まとめ
スキンシップが減った原因、スキンシップがないと危険な理由、スキンシップがある旦那の特徴や旦那タイプ別の対処法をご紹介してきました。
触れ合いが減るケースにはさまざまな理由がありましたね。
ただ、その部分を解決できたとしても、すぐにスキンシップが復活するとは限りません。
記事内でも何度かお話しましたが、男性は意外と繊細な生き物なのです。
大事なのはアナタの旦那にあわせた距離感。
ストレスにならない程度に、出来そうな方法から試してみてください。
そして「スキンシップをとらなくちゃ」という思いにとらわれすぎない方がいいです。
「お互いの信頼と愛情の先にスキンシップがあったらいいな」と気楽に考えること。
作戦を間違えたらスッと引いて、時間を開けるのもオススメですよ。
旦那は親や子どもよりもずっと長く人生をともに歩むパートナー。
スキンシップをとおしてより良い関係が築けることを願っています。