夫・妻の気持ちが離れてしまったサインとは?気持ちを取り戻すには?
- 夫・妻の気持ちが分からない…。
- 夫・妻の態度が冷たく、関心が無い…。
- 昔のように夫婦仲良くなりたい…。
と、夫婦の気持ちが離れていると感じる・・・、これは夫・妻からのサインなんです。
この記事は、夫婦の気持ちを修復したい方向けの記事です。
実は、離れてしまった夫・妻の気持ちを取り戻す方法は”たった1つ”
それは【コミュニケーション方法を変える】こと
この記事では、難しく考えがちな夫婦間の気持ちを取り戻すことについて、誰でもできるシンプルな考え方をご紹介します。
もし、あなたが現在夫婦関係がギクシャクし辛い気持ちになっているのなら、この記事を読み進めて下さい。
なぜ、自分たちの心の距離が離れてしまったのかがわかるようになります。
そして、今の辛い夫婦の関係性が改善され、あなたの理想とする夫婦になれるはずです。
もくじ
夫・妻の気持ちが離れたサイン
最近こんなことを感じているのであれば、それは気持ちが離れたサイン。
- 妻・夫が無表情 ⇒ 笑顔が減った
- 話しかけてこない ⇒ 会話が減った
- ため息が増えた ⇒ ストレスを感じている
- 未来、将来の話をしない ⇒ 別れを考えている
- ボディタッチ等触れなくなった ⇒ コミュニケーションが減った
など、ラブラブだったころに比べると距離ができるようになった。
こうなると心配で、こちらまで気持ちが落ち込むようになり、最悪お互いに気持ちの距離がどんどん離れてしまいます。
夫婦の気持ちが離れたサインで夫・妻の心を取り戻す大きな【勘違い】
あなたがこれまでやってきた、「夫婦の会話」「夫婦の問題解決方法」は間違っています!
え?私の何を知って言ってるわけ?
と思うことでしょう。
ですが、これまでの言動が間違っていたから、今の夫婦の距離になっているのです。
夫婦の会話を間違えると気持ちが離れる
私もそうなのですが、夫婦の会話をこれまでの人生で特に学んでいませんでした。
夫婦の会話って、自分が思っている気持ちや言いたいことを普通に言えば良いとも思っていました。
でも、それは大きな勘違いなのです。
「言っていいこと」と「言ってはいけないこと」くらいは誰でも知っていることでしょう。
しかし、それ以上に物事の「言い方」「伝え方」が何よりも重要なのです。
たとえ夫婦の間でも、長年積み重なった「言い方」「伝え方」で気持ちが離れてしまうことは普通にあります。
私の場合性格的に人や妻をほめることは得意ではありません。
普段の生活の中で、妻が手料理してくれた時に「おいしい」と感じても大げさに「おいしいね!」みたいなことは照れくさくて言えず
代わりに「まぁまぁおいしい」という伝え方をしていました。(少し笑いの気持ちも入って)
いや、普通に「おいしい!」って言えば良いだけの話ですが、私はそんな言い方をしていたのです。
気持ちの中では「今日のご飯もおいしい」「いつもおいしい」とは思っていました。
しかし、ご想像の通りそれでは妻には伝わらず
ある日、妻は「普通においしいって言えないわけ?」と怒られました。
その通りで、何も返す言葉がありません。
これはたまたま私の夫婦間での出来事でしたが、あなた方夫婦の間にもこれに似た出来事が起こっているはずです。
その積み重ねが、気持ちが離れるサイン「あきれる」につながるのです。
夫婦での問題解決を間違えると気持ちが離れる
私は、夫婦間で何かを感じたら「直接聞く、直接話す」方法で問題を解決したい人です。
しかし、妻は「察してほしい」人であり、何か悩みがあっても自分の中で解決したい自己解決するタイプでした。
そんな中、何か妻が悩んでいる様子を感じると
「何か悩んでいるの?」
「話してみてよ」
と、話させるように仕向けていたのですが、これが逆に妻の負担になっていたのです。
自分の悩みを話しても、帰ってくる言葉の予想がつくというのです。
私がどんな回答をするのかが予想できるということらしい。
確かに、そういうのもあるでしょうし、違う場合もあるのではと思います。
私は「話してみないとわからないじゃん!」という思いで、さらに深く話し込んでみたのです。
しかし、それは間違った行動でした。
妻は泣き出し、取り乱した状態にまでなってしまったのです。
私は「ええ?なんでだろう??」という思いと何を間違ったのかが理解できなったのです。
結論を言うと、話すタイミングと、私の詰め寄り方がまずかったのです。
妻はそうじゃないというよりも、「タイミング」や「これまでに積み重ねてきたもの」が今話せる状態じゃないということです。
このようなすれ違いがたびたび起こると、気持ちが離れて「冷めてしまう」状態になるのです。
夫婦間での勘違い
夫婦の間で、上記のようなすれ違いが起こるのは、「勘違いをしている」ということです。
- 良かれと思っていたこと
- 何でもないと思っていたこと
- 〇〇と思っていたこと
自分では「普通」「当たり前」「良い」と思っていたことが、必ずしも正解ではないのです。
相手には相手の考え方があり、それを全部わかっているつもりでいるのはとても危険なのです。
たとえ、それが夫婦であっても
夫婦の気持ち、夫と妻の仲が良い理想像
わたしは、本当は仲睦まじい(仲が良い、親密な様子)夫婦になりたい!
正直な気持ちや考えをお互いに遠慮なく話せるような夫婦仲を理想としていました。
しかし、現実は思うように簡単にはいかない・・・。
テレビ・ドラマで見る理想の夫婦
- テレビや映画などでよく見る仲の良い夫婦
- 年をとってもお互いに幸せそうに寄り添う夫婦
- 会話の一つ一つを楽しみながら話せる夫婦
そんな夫婦に自分もなりたいと常に思っていました。
気持ちが一つになっている夫婦の特徴
理想の夫婦仲になりたくて、いろいろ調べたり学んでいくと気が付いたことがあります。
それはとてもシンプルなこと
昔から言われている【コミュニケーション】です。
一言でいえば誰でも聞いたことがあり、知っていることです。
でも、それを本当に実行し体現出来ている夫婦はそれほどないことに気が付いたのです。
夫婦の気持ちを一つにするコミュニケーションとは
コミュニケーションという言葉はシンプルで分かりやすい言葉ですが、実際は奥が深く簡単にはできません。
小学校のころには「正直な気持ちを話せ」のような教育を受け、親にも「思ったこと気持ちをそのまま伝えなさい」という感じで教えられたことはないでしょうか?
確かに心が未熟な子供の時であればそれが最善なのです。
しかし、大人になり複雑な心境や環境にある大人同士ではそんな単純なことではなくなります。
その答えの一つに、「相手の心を思ったコミュニケーション」に集約されます。
夫・妻の心を取り戻す”たった1つ”の方法とは
夫・妻の気持ちを取り戻す”たった1つ”の方法は
当たり前のことじゃない?と思うかもしれません。
でもこれが最重要なのです。
相手の気持ちに寄り添わないコミュニケーションはただの自己満足
つまり、会話をしているつもりになっているだけで、何も生まれません。
それどころか、逆に心がどんどん離れる原因にもなっているのです。
夫婦の気持ちを取り戻すために持つべき視点
正直言うと、一度離れてしまった夫婦間の気持ちを取り戻すのは簡単ではありません。
なぜなら、人は「過去」「現在」「未来」のことを含めて考えて行動するから。
「過去」の出来事や根に持っていること、「現在」自分たちが持っている感情、「未来」に起こるであろうことを想像しながら、夫婦関係を修復しようとします。
一見当たり前なことのように感じるのですが、それはある意味必要のない「情報」「感情」を含めて考えていることになり頭が混乱してしまいます。
ですので、ここでは夫・妻の気持ちを取り戻すためには、たった1つのこと。
「未来」に向けて自分が何をしなければいけないのかを最優先で考える。
ということが一番重要となってきます。
「感情」で出来ないことを一度忘れる
人間は感情で行動するものです。
気持ちが乗らなければ、やる気も出ないしやりたくもありません。
だから、気持ちを取り戻したいと考えながら「自分らしくない・・・」「それはちょっとやりたくない」などと自分の気持ちを優先しがちです。
でも、ここで考えたいのは”あなたはパートナーの気持ちを取り戻したい”ということ
そのために、あなたが行動しなければいけないことは、行動するべきなのです。
「できる・できない」「やりたくない」は必要ありません。
気持ちを取り戻すために”やるしかない”のです。
離れた夫婦の心を取り戻す4つの「心」の準備
夫婦の気持ちを取り戻すためにはいくつかの考え方があります。
ここでは、あなた自身の心の準備を行い整える方法をご紹介します。
- お互いの負担を理解する
- 相手の話を聞く
- 過去の過ちを許す
- 期待しない
夫婦の関係を修復するにあたって、まず基本となるのは、相手の気持ちを理解すること。
その上で行動をしなければ、いつまでたっても良い方向へ進むことはできません。
「何を、当たり前のことを!」
「オレは・わたしは、ちゃんと相手の気持ちを分かっている!」
「どちらかと言えば、向こうがワガママでこっちを理解していない!」
という意見もあるでしょう。
夫がせっかく優しい声で、話しかけているのに、育児や家事が忙しいからと背中ばかり向けていませんか?
このような些細な日常のことが、毎日の積み重ねでお互いの気持ちが離れて行きます。
つまり、あなた自身では気がついていない小さな言動が、相手の気持ちを裏切っている結果となっているのです。
では、具体的にできる4つの心の準備を紹介します。
準備1、「示す」夫・妻お互いの負担に理解を示す
「妻は家事や育児をするのが当然」
「夫は外で仕事をし、お給料を入れるのが当然」
と決め付けていませんか?
いつの日からか、女性だから、男性だからと家庭でのあり方を当たり前のように捉えているのは危険です。
しかし、実際にはそんなことありません。
たとえば
妻は、育児の傍ら家事を行い、家を綺麗にし、疲れているのに手料理を作り、少ない予算で家計をやりくりしています。
一方夫は、家計のため仕事をし、厳しい外の世界で頭を下げながら心を消耗し、必死で働いているはず。
それを当たり前と思っては夫婦の仲を修復することは難しいでしょう。
それぞれの役割だという決めつけや思い込みをこの際取っ払うのです。
互いが抱える労働の負担などをしっかりと理解し話し合う必要があります。
準備2、「聞く」夫・妻の声に耳を傾ける
仲の良い夫婦の特徴は、なんといっても会話の多さ。
たわいもない会話を楽しめる夫婦は、たとえ喧嘩になったとしても、すぐに夫婦仲を修復することができる関係ができています。
私も、気が付いたら余計な話をしなくなった時期がありました。
今思えば普段の会話ができていない状態が、夫婦の気持ちに距離を作ってしまっていたのです。
そんなことをしていると当然お互いの気持ちが離れて行ってしまいます。
だから、少しでも相手の話を聞くことを意識してください。
準備3、「許す」夫婦お互いに過去の過ちを許す
例えば、「過去に夫(妻)が大きな失言をした」という場合、いつまでも言われた方は覚えていて、夫婦関係を修復することは難しいように思われます。
が、それを阻んでいるのは、失言された側がいつまでも過去の過ちを許していないから。
つまり夫婦の仲を修復し、妻(夫)の気持ちをもう一度取り戻したいのであれば、過去の過ちをすべて許せる自分になっていないとダメなのです。
過去の過ちを許し、新しい今を良くしていく気持ちが重要だということです。
準備4、「求めず」お互いに期待しすぎない
夫婦円満の秘訣は、相手に期待しすぎないこと。
つまり、夫・妻お互いに要求し過ぎないこと!相手に「こうなってほしい!」「〇〇してほしい!」等の要求が多いと、最初は良くても後々疲れてしまいます。
この先何十年と同じ屋根の下で、同じ人とずっと生活をするのに、なにもかもを目の前の人に期待し要求するのは疲れるだけです。
期待が大きければ大きいほど、達成されなかったときのショックも大きい。
要求が通らなければ「何で話を聞いてくれないんだ!」とさらに悪循環な方へ
夫婦として人生を共に進むのであれば、気楽に過ごせる環境が大事
肩の力を抜いて夫婦仲良くなるよう「親しき仲にも礼儀あり」を意識することが大切です。
夫・妻の気持ちに寄り添うコミュニケーション
上記に書いた4つの心の準備
- お互いの負担を理解する
- 相手の話を聞く
- 過去の過ちを許す
- 期待しない
を行うだけでも、夫婦の関係性が変わってきます。
一度ウソだと思って試してみください。
試すのに何もデメリットは無いはずです。
心の整理が付き新しい景色が見えるようになります。
夫婦の気持ちを取り戻すコミュニケーションって具体的に何したらよいの?
ここまで夫婦のコミュニケーションが大切だということについて話してきました。
でも、具体的にどう行動したらよい?
自分のパターンではどうすべき?
コミュニケーションしても反応がいまいち・・・。
など、実際の現場ではうまくいかないことも多い
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